明治が4連勝。慶應から6トライで快勝。BP獲得し首位キープ | ラグビージャパン365

明治が4連勝。慶應から6トライで快勝。BP獲得し首位キープ

2021/11/04

文●編集部


3日、駒沢公園陸上競技場では関東大学対抗戦、明治大学対慶應義塾大学の一戦が行われ、46-17で明大が快勝。ボーナスポイント1を獲得し、総勝ち点を25として首位をキープした。

SCOREBOARD

関東大学対抗戦・第6週 2021.11.03

  • TRY(3)
  • G(1)
  • PG(0)
  •  
  • PENALTY
  • PK(10)
  • FK(1)
  • TRY(6)
  • G(5)
  • PG(2)
  •  
  • PENALTY
  • PK(9)
  • FK(0)

  • TIMELINE

    4トライを決めた明大・WTB石田吉平。トライへの貪欲な気持ちで素晴らしいパフォーマンスを見せた

    4トライを決めた明大・WTB石田吉平。トライへの貪欲な気持ちで素晴らしいパフォーマンスを見せた

  • 前半4分 明治大 10.伊藤耕太郎 T 0 - 5
  • 前半5分 明治大 12.廣瀬雄也 G 0 - 7
  • 前半18分 明治大 12.廣瀬雄也 PG 0 - 10
  • 前半21分 慶應義塾大 14.佐々木隼 T 5 - 10
  • 前半22分 慶應義塾大 15.山田響 Gx 5 - 10
  • 前半24分 明治大 14.秋濱悠太 T 5 - 15
  • 前半26分 明治大 12.廣瀬雄也 G 5 - 17
  • 前半35分 明治大 11.石田吉平 T 5 - 22
  • 前半35分 明治大 12.廣瀬雄也 G 5 - 24
  • 後半8分 明治大 11.石田吉平 T 5 - 32
  • 後半9分 明治大 12.廣瀬雄也 G 5 - 34
  • 後半23分 慶應義塾大 22.福澤慎太郎 T 10 - 34
  • 後半23分 慶應義塾大 15.山田響 G 12 - 34
  • 後半29分 明治大 11.石田吉平 T 12 - 39
  • 後半31分 明治大 21.齊藤誉哉 G 12 - 41
  • 後半36分 慶應義塾大 13.鬼木崇 T 17 - 41
  • 後半36分 慶應義塾大 15.山田響 Gx 17 - 41
  • 後半38分 明治大 11.石田吉平 T 17 - 46
  • 後半40分 明治大 21.齊藤誉哉 Gx 17 - 46
  • MATCH REVIEW

    ここまで全勝の明大。怪我で出遅れた選手たちもメンバー入りし、3戦目の筑波大戦では「今季最高の出来」というパフォーマンスを見せて、チームとしても成長を見せている。慶應は筑波大に敗れたものの、ここからの3戦は上位校との戦い。今日の試合で明大に対してどのくらいのパフォーマンスを見せることができるか注目された。

    トライにつながる起点として存在感を見せたSO伊藤

    トライにつながる起点として存在感を見せたSO伊藤

    先制したのは明大。前半9分、SO伊藤耕太郎が敵陣10m過ぎのエリアからゲイン。そのまま空いたスペースを走り抜けトライ。CTB廣瀬雄也のコンバージョンも決まって7-0とする。

    18分、明大がPGで10-0とリードを広げると慶應はその直後、敵陣10m付近でCTB鬼木崇が裏のスペースへ抜けるとSO中楠一期がゲイン、22m内側に入る。HO原田衛、FL山本凱と強いランナーにボールを集めフェイズを重ねる。10フェイズ目、明大のディフェンスラインとFB雲山弘貴の空いたスペースにSO中楠がハイボールを蹴る。

    慶應・WTB佐々木がハイボールをキャッチしトライ

    慶應・WTB佐々木がハイボールをキャッチしトライ

    慶應WTB佐々木隼がFB雲山との競り合いに勝ってボールをキャッチそのままインゴールへ飛び込みトライ。コンバージョンを蹴るのはFB山田響。蹴ったボールは左にそれて5-10。

     

    ルーキー・WTB秋濱のトライで再び明大がリード

    ルーキー・WTB秋濱のトライで再び明大がリード

    明大は直後の24分、12.廣瀬が13.江藤良、そして14.秋濱悠太につながりトライ。廣瀬のコンバージョンも決まって17-5とリードを広げた。

    CTB廣瀬のプレースキックは成功率100%。チームの勝利に大きく貢献した。

    CTB廣瀬のプレースキックは成功率100%。チームの勝利に大きく貢献した。

     

    SO伊藤が狭いスペースをしなやかなステップで切り裂く

    SO伊藤が狭いスペースをしなやかなステップで切り裂く

    33分、明大は敵陣22m内側でマイボールスクラムのチャンス。SH飯沼蓮からSO伊藤、伊藤がしなやかなステップでボールをギリギリまでキープ。ディフェンスを3人引きつけてからWTB石田吉平へラストパス。24-5として前半を終えた。

    最後はWTB石田がゴール中央へトライ。リードを広げ前半を終了。

    最後はWTB石田がゴール中央へトライ。リードを広げ前半を終了。

     

    40mくらいのロングキックも成功させ、明大が貴重な追加点を加えた。

    40mくらいのロングキックも成功させ、明大が貴重な追加点を加えた。

    後半、慶應にとってはまずスコアしたいところだったが、自陣でペナルティー。明大はショットを選択。落ち着いて廣瀬が決め27-5とする。

    47分、明大は敵陣22m内側のラインアウトから、SO伊藤がパスダミーでディフェンスを揺さぶりゲイン、SH飯沼がディフェンスラインが崩れたスベースにボールを持ち込むとトップスピードで後ろから走り込んできたWTB石田へパス。石田がゴール中央にトライを決め34-5として勝利を大きく引き寄せた。

     

    慶應は途中から出場した福澤が存在感をみせ、63分、相手のタックルに対して体をずらして交わすとゴール中央へトライ。

    慶應は途中から出場した福澤が存在感をみせ、63分、相手のタックルに対して体をずらして交わすとゴール中央へトライ。

    慶應は63分、ゴール前、フェイズを重ねるとFL福澤慎太郎がトライ。明大はファーストタックルがフィットせず止めきれなかった。スコアは12-34。

    WTB石田がハットトリックのトライを決め勝負を決めた

    WTB石田がハットトリックのトライを決め勝負を決めた

    68分、明大はハーフウェイ付近のラインアウトからアタック。慶大は勢いを止めることができない。左右に展開しゴールラインまで前進した明大は、飯沼とのアイコンタクトで走り込んできた石田がこの試合ハットトリック。41-17として勝負を決めた。

    トライ後のハドル。勝負は決したが再びメンバーの気持ちを統一して戦う姿勢を見せた慶應

    トライ後のハドル。勝負は決したが再びメンバーの気持ちを統一して戦う姿勢を見せた慶應

    勝負が決まったものの慶大も最後まで攻撃する姿勢をみせた、75分、敵陣ゴール前のラインアウトからモール。これまでの慶大であれば、真骨頂のモールにこだわるところだが、試合途中からSHのポジションに入っていた山田がBKへ展開。

    CTBイサコ・エノサがディフェンスに食い込みポイントを作ると明大ディフェンスが集まり、外のスペースが空いた状態に。山田が順目に展開し、中楠、鬼木と展開し、トライ。新しいかたちで明大から奪った今後につながるトライとなった。

    POMに選出されたFL福田

    POMに選出されたFL福田

    明大は試合終了間際の78分、WTB石田が4本目のトライを決めノーサイド。プレーヤーオブザマッチには、明大FL福田陸人が選出された。

    勝利した明大は20日、帝京大と対戦。敗れた慶應義塾大は23日、早稲田大と対戦する。

    COMMENT

    慶應義塾大学 栗原徹監督


    久々の大観衆の中で試合ができて関係者の皆様に感謝いたします。試合の内容はディフェンスで明治に対応していきたいと思って準備をしてきましたが、それがやぶられてしまいました。だたその中でも諦めず、明治から3トライを奪ってくれました。早慶戦にむけて2週間ありますので、ディフェンスも準備をして臨みたい。

    後半途中からSHも務めた山田。

    後半途中からSHも務めた山田。

    ――得点力についてこれからどのように改善していくか


    スキルの部分は一長一短につくものではないので、地道にやっていくしかない。今日の明治相手に3トライを取ったんですが、一つはハイパントから、一つはフェイズを重ねて、そしてもう一つはBKでとりました。なかなか練習ではやっていましたが取れなかった。今まではモールがメインでした。アタックについては明るい兆しがみえてきたかなと思います。勝つためにはロースコアで臨みたい、ディフェンスはもう少しプレッシャーをかけないと相手のミスも生まれないので、コネクトは意識できていましたが、前のプレッシャーがもう少しかけられるようにしたい。


    ――山田選手のコンバートについて


    チームのバランスや相手、またはメンバー構成を考えて、組み合わせでメンバーをコンバートしていきたい。

    慶應義塾大学 原田衛キャプテン


    最初セットプレーでミスがでてしまって流れを持っていけず明治の強みであるアタックを全面に出されてしまったのが敗因だと思います。

    後半、ラインアウトモールを押しきれずパイルアップに。

    後半、ラインアウトモールを押しきれずパイルアップに。

    ――ラインアウトモールで取り切れなかった要因は


    原因としてはプレッシャーもありますが、選手間でのサインミスというところもありました。自分たちの思うようなラインアウトができなかった。サインがいろいろあって、個人がそれぞれ違う聞き取り方をしていて違ったサインで伝わってしまった。


    ――準備してきて想定とは違っていたもの


    ブレイクダウンで思っていた以上にプレッシャーをうけてしまい、思い通りのアタックが出来なかった。


    カウンターラックを受ける慶應。攻撃のリズムが出せなかった。

    カウンターラックを受ける慶應。攻撃のリズムが出せなかった。

    ――ブレイクダウンで体を当ててみての印象は


    当たった感覚では想定どおりでしたが、あたった後のラックへのプレッシャーが結構きていまてそこは自分たちも受けてしまってテンポがでなかったのは想定外でした。

    ジャッカルとかはあるとは思っていましたが、(ラックに対して)そんなにプレッシャーをうけないだろうとは思っていました。


    慶應義塾大学 FL山本凱


    慶應のディフェンスで明治の強いアタックに対抗していこうと試合に臨みました。

    40点以上取られてしまうと、得点力が少ない分、タイトな試合にもっていけないと勝てないかなと思います。


     

    明治大学 神鳥裕之監督


    慶應との試合、伝統ある慶明戦は毎年苦しい試合になっています。今日の試合も点差以上に、ブレイクダウンのところで激しい、慶應大学さんの最後まで諦めない気持ちを感じる試合でした。そんな中でも、選手たちは勝利に結びつけてくれ、価値ある一勝だったのではないかなと思います。まだこれからが本番だという気持ちもあります。大学選手権にむけて対抗戦残り2戦、しっかりと練習していきたい。

    明治大学 SH飯沼蓮キャプテン


    慶應大学さんには昨年負けていて、チャレンジャーとして臨みました。明治にしてはキックを多く使うゲームプランでした。昨年はアタックでうまくいかずに、準備していたものが出せずに思い通りにならない試合展開だったので、今回は準備してきたことを試合に出すことができ、新たな成長をすることができた。まだ後半でのプレー精度の悪い部分は課題なので、次の帝京大学戦に向けて準備していきたい。

    明治大学 FL福田陸人(POM)


    自分の仕事をするだけ、ブレイクダウン、接点で負けないこと。FWを引っ張っていく。次も、強いFWがくるので、しっかりファイトしていきたい。


    明治大学 WTB石田吉平


    今日はいいところも悪いところもありましたが、悪いところがチーム的にもめだったので、次の試合にむけて修正していきたい。


    MEMBER_慶應義塾大学

  • 1 松岡勇樹 後半12分 OUT → IN 17 朝田将多
  • 2 原田衛 後半31分 OUT → IN 16 田中慶伸
  • 3 鈴木悠太 後半12分 OUT → IN 18 岡広将
  • 4 アイザイア・マプスア 後半31分 OUT → IN 20 倉井瑛志
  • 5 村松龍之介
  • 6 髙武俊輔 後半31分 OUT → IN 19 樋口豪
  • 7 山本凱
  • 8 中山大暉 後半7分 OUT → IN 22 福澤慎太郎
  • 9 東龍太郎 後半31分 OUT → IN 23 永山淳
  • 10 中楠一期
  • 11 山之内颯人 後半0分 OUT → IN 21 佐々仁悟
  • 12 イサコ・エノサ
  • 13 鬼木崇
  • 14 佐々木隼
  • 15 山田響
  • 16 田中慶伸
  • 17 朝田将多
  • 18 岡広将
  • 19 樋口豪
  • 20 篠原孝太
  • 21 佐々仁悟
  • 22 福澤慎太郎
  • 23 永山淳
  • MEMBER_明治大学

  • 1 山本耕生 後半11分 OUT → IN 17 中村公星
  • 2 田森海音 後半26分 OUT → IN 16 紀伊遼平
  • 3 村上慎 後半11分 OUT → IN 18 大賀宗志
  • 4 山本嶺二郎 後半22分 OUT → IN 19 亀井茜風
  • 5 武内慎 後半26分 OUT → IN 20石浦大貴
  • 6 木戸大士郎
  • 7 福田陸人
  • 8 大石康太
  • 9 飯沼蓮
  • 10 伊藤耕太郎
  • 11 石田吉平
  • 12 廣瀬雄也 後半11分 OUT → IN 21 齊藤誉哉
  • 13 江藤良 後半11分 OUT → IN 22 児玉樹
  • 14 秋濱悠太
  • 15 雲山弘貴
  • 16 紀伊遼平
  • 17 中村公星
  • 18 大賀宗志
  • 19 亀井茜風
  • 20 石浦大貴
  • 21 齊藤誉哉
  • 22 児玉樹
  • 23 原口虎太郎
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