25日、秩父宮ラグビー場では関東大学リーグ戦の首位決定戦・大東文化大(6勝)と東海大(5勝1分)の試合が行われ、東海大が後半ロスタイムにモールにこだわり、HO加藤龍聖がトライを決め28−21で逆転勝利し、リーグ戦優勝を果たした。
2018/11/25
文●編集部
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東海大・木村季由監督(右)とアタアタ・モエアキオラキャプテン(左)
東海大 木村季由監督
大東文化は非常に前に出てくる強さとか、本当に戦う前から力強さとかはわかっていましたので、その強みに対して一歩も引かずに勝負しようと臨んだんですけど、なかなかやっぱり厳しいゲームだったので、お互い力出し切って、いい試合になったと思います。
(最後のトライは)時間かけて練習してきたところでしたので、そこは本当に学生たちが選んでやりきったところはすごく成長したなと思います。
(大学選手権は)我々もチャレンジャーですので、一戦一戦大切に戦って優勝目指してやっていきたいなと思います。

東海大 アタアタ・モエアキオラキャプテン
嬉しいです。やっぱり自分たちが今まで最後まで、我慢、我慢で、キツイ時間が来ることはわかっていたんですけど、そこをどこまで我慢できるかというところだったんですけど、そういうところが今日の結果に繋がったなと思います。今まで言ってきたことは、ずっと我慢して最後までやりきることですね。日本一を目指して頑張っていきたいので応援よろしくお願いします。

加藤のトライで東海大が逆転
東海大 HO加藤竜聖
みんなで我慢してFWで絶対に勝とうと臨んだので、最後にああいう形でFWで取れて良かったと思います。去年悔しい思いをしている分、チャレンジャーの気持ちを忘れず、23人とは言わず170人全員で戦おうと臨んだので、それがでて良かったです。23人だけでなくワンチームで選手権へ向けてまた準備していきたいと思います。

副将の加藤
東海大 FL山田生真 MOM
こういう賞をいただいてとても嬉しいんですけど、チームの目標は日本一でそれに向かって個人としてはまだまだ足りない部分があるので、もっと成長して日本一に貢献できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

連覇を逃した大東大・青柳監督(右)と平田快笙キャプテン(左)
GALLARY

突破をはかるキャプテンのアタアタ・モエアキオラ。卒業後はスーパーラグビー・チーフスに入団が決まっている。

この試合でもトライを決めた東海・WTB望月(1年)。ベストフィフティーンにも選出された。

スクラムでは大東大が圧倒していた。

東海・WTB杉山。トライを決め、プレースキックでは難しい角度からでも成功させていた。

大東大・アマトのトライ。

MOMに選出された東海・山田

昨年の借りを直接対決でしっかりと果たした東海大
関東大学リーグ戦1部 ベスト15
1古畑翔(大東文化大4年、大阪桐蔭)
2平田快笙(大東文化大4年、大東文化一)
3藤井大喜(大東文化大3年、黒沢尻工)
4中村匡汰(東海大3年、東海大相模)
5タラウ・ファカタヴァ(大東文化大4年、ティマルボーイズ)
6湯川純平(大東文化大4年、御所実業)
7テビタ・タタフ(東海大4年、目黒学院)
8アマト・ファカタヴァ(大東文化大4年、ディルボーイズ)
9南昂伸(大東文化大2年、御所実業)
10大矢雄太(大東文化大4年、中部大春日丘)
11韓尊文(流通経済大4年、大阪朝高)
12シオペ・ロロ・タヴォ(大東文化大2年、ウェズリーカレッジ)
13アタアタ・モエアキオラ(東海大4年、目黒学院)
14望月裕貴(東海大1年、東海大静岡翔洋)
15鈴木匠(大東文化大2年、札幌山の手)