関東大学対抗戦が開幕!「原点回帰」の早稲田8トライの猛攻で筑波に快勝 | Rugby Japan 365

関東大学対抗戦が開幕!「原点回帰」の早稲田8トライの猛攻で筑波に快勝

2018/09/10

文●編集部


9月9日、関東大学対抗戦Aの開幕節、早稲田大学と筑波大学の試合が、セナリオハウスフィールド三郷で行われた。今季創部100周年を迎える早稲田にとって今季初戦の相手は筑波。6月の定期戦では関西王者天理大に42−33と勝利するなどチーム力もあがってきており、接戦が予想された。

早稲田・岸岡のキックオフでゲームがスタート

早稲田・岸岡のキックオフでゲームがスタート

開始早々の3分、筑波ディフェンスがあっさりアウトサイトを破られ、WTB古賀由教(2年・東福岡)にトライを許すと12分にも古賀にトライを許し14−0と早稲田がリードを広げる。

筑波SH杉山

筑波SH杉山

 

開始早々、WTB古賀がトライ

開始早々、WTB古賀がトライ

 

バックスタンドからメインスタンドに向かって強い風がふく中、早稲田はキックを使ってエリアマネジメントし、敵陣で優位に試合を進める。筑波はSO島田悠平(3年・国学院久我山)、早稲田は学生で唯一日本代表候補に選ばれた、SH齋藤直人(3年・桐蔭学園)がPGを決め17−3と早稲田がリードして後半を迎える。

古賀、この日2本目のトライ

古賀、この日2本目のトライ

 

筑波・SO島田のPG

筑波・SO島田のPG

 

早稲田SH齋藤のPG

早稲田SH齋藤のPG

 

切れ味鋭いステップで1対1の局面でも突破した古賀がハットトリックを達成

切れ味鋭いステップで1対1の局面でも突破した古賀がハットトリックを達成

後半、最初にスコアしたのは早稲田だった。3分、敵陣22手前に転がるルーズボールをNO8丸尾崇真(2年・早実)が体を張ったセービングでマイボールにして早稲田がチャンスを迎える。

ゴール前10m付近ラックからBKに展開し、WTB古賀が鋭いステップで1対1の場面で相手を抜くとそのままインゴールへ。22−3とリードを広げた。

岸岡が絶妙なグラバーキックでトライを演出

岸岡が絶妙なグラバーキックでトライを演出

さらに20分、SH齋藤のビックゲインからディフェンスを崩すとSO岸岡智樹が絶妙なグラバーキック。WTB梅津友喜(3年・黒沢尻北)が落ち着いてキャッチしグラウディング。

喜ぶ、岸岡と梅津

喜ぶ、岸岡と梅津

 

コンバージョンを狙う齋藤。この日は6/8(75%)の成功率だった「最初は良かった。途中失敗して余計なことを考えてしまいました」(齋藤)

コンバージョンを狙う齋藤。この日は6/8(75%)の成功率だった「最初は良かった。途中失敗して余計なことを考えてしまいました」(齋藤)

 

さらに直後の深く自陣に蹴り込まれたキックオフボールに対して、CTB中野将伍(3年・東筑)が相手ディフェンダーの様子を確認し、大外へロングパス。WTB古賀のスピードで一気にディフェンスを破ると、最後はCTB桑山淳生(3年・鹿児島実)がトライ。34−3として勝負を決めた。

筑波は26分にようやくCTB岡﨑がトライを決めるもそこまで。

筑波は26分にようやくCTB岡﨑がトライを決めるもそこまで。

筑波は26分、CTB岡﨑航大(2年・長崎北陽台)がトライを上げるもそこまで。その後早稲田は攻撃の手を緩めることなく、梅津がこの日2本目となるトライを決めると、38分、筑波にゴール前まで攻め込まれた場面で、出足の速いディフェンスで自陣22m付近でボールをターンオーバーすると、CTB中野が60m以上を独走。8トライを奪った早稲田が55−10で筑波に勝利し、今シーズンの開幕戦を快勝で終えた。

終了間際、CTB中野がダメ押しのトライ

終了間際、CTB中野がダメ押しのトライ

 

「今日はとにかく『勝利すること』が目標。上々のスタート」早稲田大学・相良南海夫監督

――開幕戦に勝利しました。


(開幕戦に勝てて)ホッとしています。ずっとディフェンスこだわってきたので、前によく出て圧力かけてターンオーバーしていたので良かったです。アタックもミスボールしかけて、切り返して何本かトライを挙げたので、今年やりたかったことなので形が出て良かった。


――特に、ディフェンスが良かった。


今日、大事な試合だったのでそこでどれだけやれるか。筑波大さんもそこに強みがあるのと思っていたので、勝負になると思っていました。やりたいことを選手がよくやってくれた。


――入りも良かったです。


先制したかったので、いい形で先制できて、その後、緩まなかったのが良かった。


――切り返しからのトライもありました。


ディフェンスのゴールはボールを取り返すことと言っているので、理想としてはそこから仕留めたいと言っているので、いくつか形が出たので、選手にとってもいい成功体験になったと思います。


――後半、最初のトライも見事でした。


イーブンボールに仕掛けて、トライが取れました。そういう局面が厳しい試合になるとあるので、選手が(トライを)狙う意識になると良くなっていくと思います。


――セットプレーは少しやられたところもありました。


スクラムに関してはこれから積み上げていきたいと思いますし、ラインアウトはこの風の中、相手にプレッシャーをかけることができたと思います。


――ハーフ団のパフォーマンスについて


いいエリアマネジメントしてくれた。この風のコンディションの中で、岸岡がリズムを作ってくれました。(連続攻撃の判断は)まだまだ攻める方向だとか、いろいろ反省するところもあると思います。


――齋藤、中野について 


僕は去年と比較しようがないので、どう変わったか言いにくいですが、確実で高いレベルの人たちとやったことで気持ちの持ち方とか絶対変わっているので成長していると思います。

(中野は)だいぶチームにフィットしてきたと思います。あまり難しいことせず、強みを出せていた。彼にはシンプルにやってもらいたいなと思っていた。今日は、そういうことを出してくれたので良かった。

(齋藤は)今日は今日でうちの試合にちゃんと集中してやってくれましたし、信頼しています。


ボールを持てば必ずゲイン。さらに次のプレーにつなげるハードワークをしたCTB中野

ボールを持てば必ずゲイン。さらに次のプレーにつなげるハードワークをしたCTB中野

――上々のスタートだと思いますが


とにかく、今日は勝つことが最大の目標だったので、内容的にもいい形で勝つことができたので、上々のスタートだったと思います。本当に一戦一戦だと思っていますし、筑波さんはいつも接戦している難しい相手なので、こういう形で勝利できてホッとしています。これからチームを一つずつ上げていきたい。



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