15日、ラグビー日本代表は都内で南アフリカ戦に向けトレーニング。31人のスコッドのうちノンメンバーの5人が取材に応じた。まずはFWから、PR木津悠輔、HO北出卓也、FL徳永祥尭が取材に応じた。
「僕たちがいいプレッシャーを与えると、メンバー全員にいい影響を与えられる」PR木津悠輔
――徳永選手はゲームには出場できていない。チームのサポートという面で献身的な役割を果たしています。どんなアドバイスを与えているか?
徳永 ウォーターボーイをしている時に関しては、熱くなりすぎず、上からの指示をしっかり伝える。英語は話せないですけど、聞くことはできるので、他の外国人に伝えられたり。ノンメンバー全員が毎週、相手のチームのことを分析してサポートできていると感じている。それを、リーチさんを筆頭に感謝を言ってもらえているのは。自分たちも認められているようで嬉しいです。
――相手の分析についてどのくらいやっているのか
徳永 FWは、ラインアウト、スクラムのこと。僕らが分析する前に、慎さん(長谷川慎スクラムコーチ)が映像を見せてくれたりします。それを見て、それを書き出して、誰がどこのポジションをやってするかとか。ノンメンバーだけでは間に合わないところもあるので、リザーブのメンバーにも手伝ってもらう。
そこでいかにエラーが起きないようにするか。サイクルとしては、メンバー発表があって、ノンメンバーだということがわかったその日の夜には準備をしています。
――ウォーターボーイとして上からの指示を伝える役を担っていますが全部伝えていますか?
徳永 基本的に自分の聞いている情報があっているのか、復唱して確認をしなければならない。FWやっているのでラインアウトもスクラムのサインだったり、BKのサインもわかります。なので、時には、内容を省いて、サインだけ伝えるようなこともあります。