28日、第104回全国高校ラグビー大会は2日目を迎え、1回戦10試合が行われた。30日に行われる2回戦ではシード校が登場する。シード校への挑戦権を得るために各校のプライドをかけた戦いが繰り広げられた。
大会2日目・1回戦の試合結果
長崎北陽台（長崎）56 - 19 城東（徳島）
城東高校との公立校対決を制した長崎北陽台
朝明（三重）7 - 62 光泉カトリック（滋賀）
開志国際（新潟）15 - 43 昌平（埼玉）
尾道（広島）57 - 0 名護（沖縄）
近大和歌山（和歌山）29 - 7 坂出第一（香川）
6度目の挑戦で花園初勝利を果たした近大和歌山
飯田（長野）24 - 26 盛岡工業（岩手）
ラストプレーで自陣から敵陣ゴール前まで攻め込み、サヨナラPGを狙うも決まらず、飯田は一回戦敗退
山形中央（山形）17 - 21 東海大静岡翔洋（静岡）
接戦を制した東海大静岡翔洋
倉敷（岡山）29 - 12 九州学院（熊本）
九州学院に勝利した倉敷
高知中央（高知）32 - 7 若狭東（福井）
関商工（岐阜）88 - 0 倉吉東（鳥取）
2回戦16試合は以下のとおり
桐蔭学園（A） ‐ 流通経大柏
山梨学院 ‐ 秋田工
国学院久我山（B） ‐ 日本航空石川
高鍋 ‐ 大分東明（B）
中部大春日丘（B） ‐ 京都工学院
明和県央 ‐ 国学院栃木（B）
東海大大阪仰星（B） ‐ 佐賀工
報徳学園 ‐ 目黒学院（B）
倉敷 ‐ 近大和歌山
大阪桐蔭（A） ‐ 長崎北陽台
東福岡（B） ‐ 光泉カトリック
盛岡工 ‐ 茗渓学園（B）
常翔学園（B） ‐ 高知中央
昌平 ‐ 天理（B）
東海大静岡翔洋 ‐ 関商工
尾道 ‐ 石見智翠館（A）
今大会はシード校もノーシード校も実力伯仲だ。連覇を目指す桐蔭学園には流経大柏が挑む。1回戦で100点超えの大勝した京都工学院は中部大春日丘と対戦する。ビッグランナー・ロケティ擁する目黒学院（Bシード）は、シード校キラーの報徳学園との対戦に。さらに東福岡は光泉カトリック、Aシードの石見智翠館は、対外試合や練習などでよく知る尾道の挑戦を受ける。初戦の難しさと挑戦者マインドで挑んでくる相手に、メンタルとフィジカルでしっかり自分たちのパフォーマンスを出しきり、勝利して、1日に行われる3回戦に進むことができるか。
