関東大学ラグビー2020・序盤を終え本誌独自集計個人ランキング発表 | ラグビージャパン365

関東大学ラグビー2020・序盤を終え本誌独自集計個人ランキング発表

2020/10/23

文●大友信彦


関東大学ラグビーは10月4日に開幕。コロナ禍により各チームは春シーズンに活動できず、夏も例年のような合宿、練習試合も思うように組めないまま、手探りで迎えたシーズンだったが、序盤3週は心配されたコロナ感染等による中止・延期もなく、予定通りに試合が消化されている。準備に当たった大会運営、協会や各校、各会場の皆様に深く敬意を表したい。

シーズンはまだ序盤。対抗戦は明大と早大、帝京大、リーグ戦は東海大と日大、流経大という両グループ昨季の上位3校が3戦全勝で発進。昨季4位以下の各校が第2グループとして追う展開だが、ここからは昨季の順位の近かったチーム同士の対戦が増える。順位争い、大学選手権の出場枠争いが激しくなりそうだ。

RJ365では、関東大学ラグビー序盤の3試合を終えた時点での個人ランキングを関東協会の公式記録に基づき集計した。

対抗戦 トライランキング

ルーキーながらトライランク対抗戦首位の江良楓(帝京大)

ルーキーながらトライランク対抗戦首位の江良楓(帝京大)

1 江良 颯 5T 帝京大1年 HO
1 李 承爀 5T 帝京大4年 HO
3 石川貴大 4T 明大4年 WTB
3 小林恵太 4T 帝京大3年 HO
3 原田 衛 4T 慶大3年 HO
3 田中慶伸 4T 慶大3年 HO
3 山本 凱 4T 慶大3年 FL
8 飯沼 蓮 3T 明大3年 SH
8 福田陸人 3T 明大3年 FL
8 丸尾崇真 3T 早大4年 No8
8 奥井章仁 3T 帝京大1年 No8
8 木村朋也 3T 帝京大4年 WTB
8 濱野剛己 3T 慶大4年 No8

李 承爀(4年・帝京)

李 承爀(4年・帝京)

対抗戦のトライランキングは「フッカー祭り」と呼びたくなる状況だ。
ここまで5Tでトップに並ぶのは、帝京大の1年生・江良颯と4年生の李承爀、この二人はともにフッカーなのだ。江良は開幕の日体大戦で3T、続く筑波大戦で2Tで計5T。李は筑波大戦に途中出場して1Tをあげ、続く青学大戦で初先発すると4Tの固め打ち。さらに、もう一人のフッカー小林恵太も、日体大戦に途中出場で3T、青学大戦も途中出場で1Tをあげ、計4Tでトライランキングトップの2人に続く3位タイ。帝京大のフッカー3人が3試合で14Tをあげているのだ。

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