ヒトコムサンウルブズは敵地ヨハネスブルグで、昨シーズン準優勝のライオンズと対戦。大金星目前まで追い詰めるも38−40で敗れた。ゲームプランが整備され、大きなチームの自信に繋がった80分を振り返る。
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キックオフからサンウルブズが流れを掴む。キックオフボールに対し、ラッシュディフェンスでプレッシャーをかけPKを獲得。この日、キッカーだったCTBトゥポウがPGを決め先制。
失点は、自陣10m付近でのマイボールラインアウトをターンオーバーされ、HOマークスの突破から最後はFBクッツェーがトライ。
直後のキックオフからサンウルブズの反撃が開始。ラッシュディフェンスに対し、ライオンズは堪らずキックでタッチに蹴り出す。敵陣22m手前でのマイボールラインアウトからフェイズを重ね。ゴール手前まで攻め込むもボールをターンオーバーし、ライオンズディフェンスが食い下がった。
さらにブレイクダウンでもライオンズがサンウルブズにプレッシャーをかけ、差し込み始めるとPKでサンウルブズ陣内22に入るとラインアウトモールで押し込む。サンウルブズもしっかりとディフェンスしモールパイルアップで凌ぐも、19分、サンウルブズボールのスクラムをライオンズが押し込み、ボールをターンオーバーし、LOオリーがボールをグラウディングしトライ。
それでもサンウルブズは直後のキックオフボールで再びプレッシャーをかけ、密集でライオンズにボールを出させず敵陣ゴール前でマイボールスクラムのチャンスを迎える。FLラブスカフニがゴールボール手前までドライブし、FB松島幸太朗がトライ。
ライオンズはその後、FLクワッガ・スミスの突破から攻め込むと連続フェイズで前進。サンウルブズは自陣22付近でオフサイドのペナルティー。ライオンズはゴール前のマイボールラインアウトからモールで押し込み、HOマークスが2本目となるトライ。
31分、サンウルブズは、敵陣10m付近でPKを獲得すると松島がクイックスタート。ライオンズディフェンスラインが整備されていない状況でアタック。SH流は左のオープンサイドへ展開。裏のスペース流がキックすると、カバーリングするのはSHクロニエのみ。WTBサウマキがクロニエに対しプレッシャーし、ボールを奪うと。オフロードパスでFL徳永祥尭へパス。さらに徳永がPRミラーへオフロードパスで繋ぎ、ミラーがトライ。
17−19と2点差にして前半を終えた。