気温30度を超す過酷な環境で戦ったヒトコムサンウルブズ。見事、ヘイデン・パーカーのドロップゴールで劇的な逆転勝利を収めた。後半40分でパーカーのPGで23−23と同点に追いつき、43分のジャバ・ブレグバゼのターンオーバー、そして、44分、パーカーの蹴ったボールがゴールポストの中央をくぐるまでの4分間を振り返る。
灼熱の中、80分を経過してスコアは23−23。
ストーマーズは、後半34分、SPマレーが60m近い位置からのPGを決め23−20。ストーマーズは逃げ切りをかける。直後、サンウルブズはゴールライン数mまで攻め込むもトライを取れず。このままフルタイムになるかと思われた38分、LOヘル・ウヴェが敵陣10m付近で値千金のジャッカル。サンウルブズはショットを選択。もちろん蹴るのはSOヘイデン・パーカー。しっかりと決めて23−23。ストーマーズのキックオフでゲームがリスタート。
ストーマーズはFW中心にフェイズを重ね、サンウルブズのペナルティーを狙う。そして迎えた19フェイズ目、HOジャバ・ブレグバゼがボールをターンオーバー。CTBラファエレが一つポイントを作ると、SH流がSOパーカーにパス。パーカーがふわりとスペースに蹴り上げたキックにWTB福岡が反応。見事、ハーフウェイ付近でボールをキャッチ。敵陣に入ったところで相手に絡まれるまえにボールを離し、そのボールをパーカーがキープ。間髪おかずに、流はオープンサイドに展開した!