ブルズに勝利し、歴史的3勝を果たしたサンウルブズ。今シーズン最後のオーストラリアツアー2連戦の初戦ワラターズとの試合。前半、WTB山田章仁、FLリーチ マイケルのトライで接戦の展開も、前半終了間際にFBセミシ・マシレワが危険なタックルで一発退場となり、苦しい展開。1人少ない状況でアウトサイドを完全に攻略されワラターズに連続トライを許し25−77と大差をつけられ敗れた。
SCOREBOARD
POINTS:5(44) TRY:12 CON:7 PG:1 TRY 11'' 3 セコペ・ケプTRY 25'' 39'' 15 イズラエル・フォラウTRY 34'' 12 カートリー・ビールTRY 44'' 6 ネド・ハニガンTRY 47'' 9 ニック・フィップスTRY 52'' 73'' 11 タンゲレ・ナイヤラヴォロTRY 61'' 13 カーティス・ロナTRY 65'' 8 マイケル・ウェルズTRY 75'' 80'' 22 アレックス・ニューサムCON 13'' 36'' 48'' 54'' 63'' 67'' 74'' 10 ◎バーナード・フォーリーPG 42'' 10 ◎バーナード・フォーリー 46'' 12 カートリー・ビール → 23 ブライス・へガティー51'' 8 マイケル・ウェルズ → 20 ブラッド・ウィルキン54'' 9 ニック・フィップス → 21 ジェイク・ゴードン54'' 2 ダミアン・フィッツパトリック → 16 トル・ラトゥ54'' 3 セコペ・ケプ → 18 パディー・ライアン56'' 15 イズラエル・フォラウ → 22 アレックス・ニューサム63'' 1 トム・ロバートソン → 17 ハリー・ジョンソンホームズ63'' 4 ジェド・ホローウェイ → 19 トム・スタニフォースPOINTS:0(14) TRY:3 CON:2 PG:2 TRY 22'', 55'' 11 山田 章仁TRY 28'' 6 リーチ マイケルCON 23'' 56'' 10 ヘイデン・パーカーPG 10'' 20'' 10 ヘイデン・パーカー 46'' 12 マイケル・リトル → 23 中村 亮土51'' 8 姫野 和樹 → 20 ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ54'' 9 ◎流 大 → 21 田中 史朗54'' 2 ジャバ・ブレグバゼ → 16 庭井 祐輔54'' 3 浅原 拓真 → 18 ヘンカス・ファン・ヴィック56'' 15 野口 竜司 → 22 松田 力也63'' 1 クレイグ・ミラー → 17 稲垣 啓太63'' 4 ジェームス・ムーア → 19 ヴィンピー・ファンデルヴァルト
DIGEST
1 トム・ロバートソン2 ダミアン・フィッツパトリック3 セコペ・ケプ4 ジェド・ホローウェイ5 ロブ・シモンズ6 ネド・ハニガン7 ウィル・ミラー8 マイケル・ウェルズ9 ニック・フィップス10 ◎バーナード・フォーリー11 タンゲレ・ナイヤラヴォロ12 カートリー・ビール13 カーティス・ロナ14 キャメロン・クラーク15 イズラエル・フォラウ16 トル・ラトゥ17 ハリー・ジョンソンホームズ18 パディー・ライアン19 トム・スタニフォース20 ブラッド・ウィルキン21 ジェイク・ゴードン22 アレックス・ニューサム23 ブライス・へガティー1 クレイグ・ミラー2 ジャバ・ブレグバゼ3 浅原 拓真4 ジェームス・ムーア5 グラント・ハッティング6 リーチ マイケル7 エドワード・カーク8 姫野 和樹9 ◎流 大10 ヘイデン・パーカー11 山田 章仁12 マイケル・リトル13 ジェイソン・エメリー14 セミシ・マシレワ15 野口 竜司16 庭井 祐輔17 稲垣 啓太18 ヘンカス・ファン・ヴィック19 ヴィンピー・ファンデルヴァルト20 ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ21 田中 史朗22 松田 力也23 中村 亮土
「14人で戦うにはまだ力不足。自分たちの戦い方を確立してSRで戦えるところまで成長した」トニー・ブラウンヘッドコーチ代行
レッドカードという残念な結果となり、強豪相手にサンウルブズは14人、最後は13人になってしまい、今日は厳しい試合となりました。前半はワラターズ相手に十分にプラッシャーをかけることができていたと思います。
カードが出なければ、後半で自分たちのスピードとエナジーでプレッシャーをかけ続けることができたと思いますが、14人で戦うには我々はまだ力不足です。しかし、シーズンを通して見ると、チーム内での競争率、結束力は高まりチームは非常に成長したと思います。
今日は厳しい試合でしたが、自分たちのやり方を確立してスーパーラグビーで戦えるところまでになりました。決勝まで戦えるチームを目指したい。
「アウトサイドを攻略され、1人少ない状況でのディフェンスが難しかった。来週アウェイで勝利して歴史をつくる」流大ゲームキャプテン
前半は自分たちのラグビーができてクロスゲームに持ち込むことができましたが、前半のレッドカードで一人失ってしまいました。アンストラクチャーなラグビーをして、ボールを動かしてトライをとりたかったのですが、相手のアタックが優れていたこともありますし、アウトサイドを攻略されて一人少ない時のディフェンスが難しく、非常にタフなゲームとなりました。
試合終了後、チームには、今まで自分たちが積み重ねてきたことは間違いではない、今日のことはもう過ぎた事であり、来週の試合に向けて最高の準備をして、今季4勝目をアウェイで挙げて新しい歴史を作ろうと声をかけました。今日の試合を自分たちの成長につなげて、最終戦である次のレッズ戦にかけたいと思います。
「来週は勝っていいかたちでシーズンを終えたい」リーチマイケル
久しぶりのサンウルブズの試合を楽しみにしていました。スタートはよかったのですが、レッドカードで一人失ってからは大変でした。それでもその後もアタックプランは変えずにいこうと話して、相手はディフェンス、キックモーションが遅いと分析していたので、いけるかなと思っていました。来週は勝っていいかたちでシーズンを終えたい。
「トライは皆がつないでくれた結果」 山田章仁
今夜の試合では、皆が繋いでくれたボールをトライに持ち込むことができ嬉しく思います。前半にレッドカードが出てしまいましたが、少ない人数の中で一人一人少しずつワークレート(仕事量)を上げようとコミュニケーションをとっていたのですが、結果うまく機能することができませんでした。勢いに乗れなかった部分は来週に向けて修正し、次の試合レッズ戦では勝って、今季最後いいかたちでシーズンを締めくくりたいと思います。