リーグワン最後のシーズン、そしてリーグワン元年に優勝した強豪・埼玉パナソニックワイルドナイツ。ただ2022年度からは2シーズン連続準優勝、昨シーズンもリーグ2位ながらプレーオフ準決勝で敗れて4位に沈んだ。
そんな中、2014年度から指揮をとっていたロビー・ディーンズHCが一歩退き、エグゼクティブアドバイザーに就任。6年間、コーチを務めた金沢篤氏がヘッドコーチに昇格した。最後の練習試合となった11月29日のサンゴリアス戦後、新たに指揮官となった金沢HCが報道陣に対応した。
――HCになった経緯を教えてください
経緯と言われると難しいですけど、シーズン終わりにGMから言われました。少し考える時間がありました。なかなか誰でもなれるものではないし、そういう評価していただけるならチャレンジしてみようかなという思いもあって、受けました。
――ロビー(・ディーンズ)さんとの関係は?プレシーズンはほとんどチームに滞在していたと聞きました。
(チームにロビーさんは)いますよ。基本的には(関係は)変わらない。大きくは変わるものはないですね。
――ヘッドコーチになって、プレシーズンにやっていることを教えてください。
基本的には自分が決断すること、ヘッドコーチって決断が仕事だと思うので、それが今まで(のコーチとは)と違います。最終的な決断を自分がしなくちゃいけないというのはヘッドコーチだと思うので、今までだったら(ヘッドコーチに)提案していたが、決断をする立場になるというのが自分の理解としては一番ヘッドコーチの仕事だと思います
(ヘッドコーチとして)自分は自分の色を出す必要はないと思っています。このチームには歴史がありますしカルチャーもあるので、まずそれをしっかり選手と共有して、そこの部分から外れないように選手をサポートしていくというのが自分の役割かなと思っています。
――過去3シーズン、優勝から遠ざかっています。どのエリアをブラッシュアップしようとしていますか?

