2月の埼玉ワイルドナイツ戦で脳震盪の疑いで実戦から離れていた、神戸コベルコスティーラーズ、SO李承信が9日行われた、第14節・東京サンゴリアス戦に先発復帰、80分フル出場した。
「(チームから離れたのは)5~6週間くらいで、10日間くらいは安静にしていました。少しづつ(復帰していった)。(チームから)離れているとき、プレーしているとき見えないスペースだったり、自分だったらどういう判断するか置き換えながら見ていました。バックスペースはラグビーから離れることで逆に見えるようになりました。どんどん活かしていこうと思っています。今のラグビーはディフェンスの前のラインだけで崩すのは難しいので、キックを交えてゲームコントロールすることが大事。」
長期離脱したことについて李本人は「(ケガしたことは)ポジティブに捉えるようにしていました」と話す。
「チームメイトが練習やゲームで体張ったりしているのを見ると自分の不甲斐なさを感じました。これだけボールに触れず、ラグビーから離れたのは初めてくらいでした。」