8月15日(月)、今季のリーグワンに向けて本日から始動した、昨季4位の東芝ブレイブルーパス東京がチーム編成に関するオンラインで会見を行った。登壇者は事業会社である東芝プレイブルーパス東京株式会社・荒岡義和社長、強化担当である薫田真広GM(ゼネラルマネージャー)、今季で4シーズン目となるトッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)の3人。
荒岡義和社長
昨季、リーグワン1シーズン目のシーズン、目の前をとにかく猪突猛進、 走り抜けた感じです。ご支援いただきありがとうございます。6年ぶりベスト4という結果を残すことができました。ただ昔のブレイブルーパスとしては、ベスト4は当たり前、ようやくスタート地点に立った。準決勝でサンゴリアスに負けて、3決でクボタに負けました。サンゴリアス戦では、一番気持ちが盛り上がったとき惜敗してしまい悔しい、新幹線で酒を飲んでいたら、涙が溢れてとまらなかった。
なぜ負けた、なぜ勝ちきれなかったのか。いろんな理由があると思うが、いきついたのはチーム、クラブのトップを任されている自分が本気でリーグワンのトップを目指そうと最初から思っていなかったのではないか。もしくは口ではいっていたがそういう意志が弱かった、ビジョンが弱かったのではないか。自分がダメだったのではといきついた。
来たるべきシーズン、どうすべきか考えて、考えて、結論まだでていないが、リーグワンで優勝を目指すだけじゃダメじゃないか。優勝したり、常に上位にいて人気も実力も兼ね備えたチームになるにはどうなればいいのか。日本を飛び越えて、世界の有数のラグビークラブに変わっていかないとダメじゃないか。強さだけではなくて、求められているものは唯一無二のチームだ。日本のラグビーにブレイブルーパスがあると世界の人々に感じてもらえるためにはどうしたらいいか。世界で有数のユニークなラグビーチーム、ラグビークラブになろう。チームも運営もそういう姿を目指していこうと、私の中ではイメージとして考えました。