筑波のディフェンスを攻略した明大は9トライを奪う猛攻で53-14で快勝。まさに会心の勝利となった。明大にとってターニングポイントとなる試合になるだろうか。試合後に、大きな成長の要因を飯沼蓮キャプテン、江藤良に訊いた。
「4年で、アタック、ディフェンス、ブレイクダウン、キックオフ、キックカウンターに分けて、レビュー、相手のプレビューを選手間で行った」明大・飯沼蓮主将
日体大戦で思うようなプレーが出来ず、チームで危機感を感じて、ミーティングして、相手にあわせた準備が明治の悪い部分だったので。そこで全員が切り替えて筑波にむけていい準備ができたことがいい試合になった理由だと思います。
どんな相手でも100%の準備をして、100%の試合を表現して、しっかり続けて、明治らしいラグビーができたらいいなと思います。
――具体的にどんな準備をしましたか
筑波は入りの5分が強いというレビューから始まって、今回の試合から4年で、アタック、ディフェンス、ブレイクダウン、キックオフ、キックカウンターを分けて、自分たちのレビューと相手のプレビューを選手間でまず行いました。そして、コーチと話し合って、全体の共有をはじめました。
そこの準備としっかり相手をレビューした上で、練習の入りを意識して、練習中も常に筑波をイメージ、1週間、2週間をしっかり準備したことが大きかった。