6月16日、熊谷ラグビー場では関東大学春季大会Aグループ明治大学対東海大学の一戦が行われた。
Aグループは昨シーズン対抗戦、リーグ戦上位3チームが総当り戦を行う。互いに新チーム同士の戦い、大学によっては教育実習などなかなか練習できない中で秋の本番にむけていろいろな選手たちにプレータイムが与えられチームの方向性をつくっていく状況。今シーズンはU20日本代表の世界大会もあり、流動的なメンバーの中で戦っているチームが多い。勝敗に関係なくチームの現在地を探ることができる。
明治大は木曜日にU20宮崎合宿から帰ってきたSO伊藤龍之介とFB竹之下仁吾がリザーブ入り。PR山口匠は先発出場した。22日から行われるU20の直前合宿までの貴重な時間をチームでのプレータイムに充てた。
試合の方は、序盤から明治の連続トライで進行した。開始1分、11坂本のトライで明治が先制すると。直後のキックオフ、東海がプレッシャーをかけてペナルティを獲得するもタッチキックはゴールラインを越えチャンスを活かせない。
明治は、NO8最上ブレイクしゴールに迫るが、東海もディフェンスで止める。9分、WTB安田が裏スペースへボールを蹴り込むとSH柴田が素早く反応しボールを確保するとそのままトライ。12-0と明治がリードを広げる。