6月6日(日)、13時から関東大学ラグビー春季大会Aグループ、昨年の対抗戦王者の明治大とリーグ戦覇者の東海大の一戦が東京・八幡山にある明治大グラウンドで行われた。明治大が後半最後に逆転し28-26で勝利し神鳥裕之新監督の初陣を飾り、春季大会で3連勝を達成した。東海大は1勝1敗(慶應義塾大戦は中止)で終えた。
試合の流れをつかんだのはFWで優勢だった東海大だった。前半2分、12分と相手ゴール前のモールからPR土一海人(4年)、LO小池隆成(4年)がトライを挙げて0-14とリードする。明治大もゲームキャプテンのNO8大石康太(4年)1トライを返したが、東海大が前半終了間際にNO8ノア・トビオ(4年)が押さえて19-7で前半を折り返した。
後半、15分までに互いにトライを取り合い14-26となってから、なかなか試合は動かなかった。だが、フィットネス、フィジカルと鍛えてきた明治大がボールを動かし続けて相手の反則を誘い、敵陣でアタックを続けた。そして36分にはPR中山律希(2年)が、続くロスタイムにはゲームキャプテンNO8大石が押さえてトライ、最後のゴールを途中出場のSO池戸将太郎(2年)が決めて28-26で勝利を収めた。