明治大学の優勝で幕を閉じた大学選手権。激闘を終えた選手に話を訊いた。常に体を張り続けるFL井上遼とPR祝原涼介。そして、先制点を奪われた直後、フィニッシャーとして任務を遂行したWTB山﨑洋之。彼ら3人の思いとは…。
「今シーズン色々と自分のパフォーマンスが良くなかった。最後になって結果が出せた」FL井上遼

――後半最後のスクラムは?
ターンオーバーしようと。僕らの強みもスクラムなので。試合全体を通してはうまくいかなかったところもありましたが、そこは譲れないプライドです。
――ラインアウトについて
分析は4年生が中心にすべての試合を見ました。その分析どおりでなかった場面もありましたがそこはコミュニケーションをとって修正をしました。ラインアウトは相手のウィークポイントだということはわかっていました。絶対にプレッシャーをかけると思っていましたし、結果的に勝つことができ、試合を優位に進めることができました。

(最初の2本くらいでプレッシャーをかけたことで、相手が弱気になって前でとってくるということを分析していた?)そうですね。リフトが1人しかいなかったですけれど、リフトがいなくても飛べば相手にプレッシャーとなるだろうと思っていました。
僕の強みはボールの近くでしっかりとブレイクダウンすることなので、今シーズン色々と自分のパフォーマンスが良くなかった。最後になって結果を出すことができよかった。