筑波大学が9年ぶり4度目の優勝―第24回東日本大学セブンズ | ラグビージャパン365

筑波大学が9年ぶり4度目の優勝―第24回東日本大学セブンズ

2023/04/11

文●編集部


9日に行われた東日本大学セブンズ、頂点に立ったのは筑波大学だった。筑波は初戦の法政大戦を31-17で勝利すると準々決勝の帝京戦では26-21、そして昨年優勝の明治戦では24-17と僅差を勝利し決勝に進出した。一方、流通経済は初戦の早稲田戦を24-21、立正大戦を52-14、準決勝の東海大戦を36-19で勝利し決勝まで登り詰めた。

決勝は、筑波がトライを決め21-7とリードして折り返すと、後半流経大が2トライを決め追い上げるも届かず21-17で筑波大が9年ぶり4度目の優勝を果たした。



筑波大・村上大記監督は「筑波大はセブンズの大会でしたが、普段15人制の中で練習しているスキル、筑波として大事にしているものをセブンズの舞台で発揮しようと共有しながら臨みました。ゲームの中で、強みとしている接点、サポートといった部分で良さを発揮してくれたところでは満足している。決勝は「茨城ダービー」ということで普段から交流している流通経済大と素晴らしい試合させていただき嬉しく思います。」と喜びを語った。

筑波・白栄ゲームキャプテンと村上監督

筑波・白栄ゲームキャプテンと村上監督



セブンズに対する準備は1週間前からで、練習の前後の限られた時間を使ってきたという。今大会筑波は、1年生2人をエントリーさせた。飯岡建人(流経大柏)、増山将(大阪仰星)だ。

筑波大1年生、飯岡と増山

筑波大1年生、飯岡と増山




「慣例ということではないが、新入生の中から数名チャンスがあれば出すという形を撮っています。監督からの評価もあり、短い時間ですが、私の方でも見せてもらって十分力があると評価して選出しました。増山は、自分で仕掛けるランニングスキルが高くて、攻撃にアクセントをつけてくれる。飯岡はハイボールが強いので、キックオフの攻防に期待していましたが、ふたりとも期待通りのプレーをしてくれて、今後が楽しみですね。」

筑波の応援プレート

筑波の応援プレート



ゲームキャプテンを務めたのは白栄拓也。「1日通して苦しい時間帯が多かった。全員が一丸となってやれたことが優勝につながったと思います。(筑波が過去優勝していたことは知っていましたが)今回は今回の優勝を目指してやっていこうと話をしていました。」







接戦を制してつかんだタイトル。疲労もあったが「リーダーとして声を出していこうといっていた。それに対してみんな頑張ってくれた」と一緒に戦ったメンバーを讃えた。
昨年は大学選手権でベスト4入りを果たしたが、帝京大学とは力負けを喫した筑波。15人制では昨年SHを務めた白栄は「筑波はやっぱりBKのチームと言われているので、7人制で優勝したことは評価できること。この経験を15人制に活かしていきたい」と話した。

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