「フィジカルでは絶対に負けない」テストマッチ3連勝へ!HO堀江翔太 | ラグビージャパン365

「フィジカルでは絶対に負けない」テストマッチ3連勝へ!HO堀江翔太

2019/08/09

文●斉藤健仁


10日にアメリカ代表と対戦するラグビー日本代表。3試合先発のHO堀江翔太。フィジー、トンガ戦で得た自信と、課題。さらにワールドカップに向けて自分自身が試合にむけてどう取り組んでいるのか。出場すれば3大会連続となる。その調整方法は…。

アメリカもフィジカル中心。運動量で勝りたい。


痛みもなく大丈夫です。流石にテーピングは巻いていますけど。不安をかかえて試合を迎えるということはないですね。(体力面)大丈夫ですよ。試合に出ている選手、出ていない選手でメニューを変えながらやってもらっているので。ラストの試合に徐々に上げていくような感じです。一週間目、二週間目、三週間目で練習の強度もガラッと違うので。疲れた中でやるという感覚はあまりないです。

多少(移動等で)疲労はある選手もあるかもしれません。三試合目ですし。疲労があるから試合でいいパフォーマンス出せないというのはね、それは個人のコンディショニングの持っていき方に間違いがあると思います。理由にならないと思います。このPNC最後の試合をいい形で終わりたいと思っています。

スタッフの方は(ワールドカップのスケジュールに合わせて)準備をしているんじゃないですか。僕らは目の前の試合でどれだけいいパフォーマンスを出せるかということをやっているので、どの大会でも同じという感覚があります。しっかりと最後の週の試合にいいパフォーマンスを出すために何をしなければならないのかというのは言わんでも皆出来ている感じがするので、大丈夫かなと思います。

アメリカもフィジカル中心にくると思うので、モールでも来ますし、フィジカルを主にだしてくるのでそこは負けないでおこうというのはFWのキーポイントとして上がっています。運動量で勝りたい。

一週間してきたことを出したいですね。この試合で終わりではないですし、ワールドカップもありますし。僕らはこの試合をどれだけ貪欲に勝ちにこだわっていいくかが大切だと思います。ハングリーに勝ちに行きたい。

スクラム、試合中に修正しなければならない


――フィジーとトンガ戦やってみてスクラムの手応え


手応えはありますよ。ただ、新ルールに対して、レフェリーが全く対応しきれていない。試合中で判断が変わっていくので。そこの対応を試合中にせなあかんかなと思います。言われていることと違うことがグラウンドで起こっています。そこの対応をしなければならないとこの2試合で感じました。

僕中心に試合中、ああしようこうしようと話をしています。距離とかバインドだったり、僕らが反則と思っていることが試合中ではそのままOKだったりするんで。そうすると、僕らが反則と思っていることをやられたら、僕らにとって不利になるんですよ。それを試合中にオッケーな部分まであげないといけない。それを話しながら。もう少しこちらも反則ギリギリまでいってというような話です。組みながらですね。ここまでというのはレフェリーのコールとか一個一個組みながらですね。レフェリーも最後のスクラムは良かったとか言ってくれるんで。
スクラムについて(レフェリーから)ナイーブになりましたね。メンバーが変わっても練習中に色々と話しているのでこの一週間、ガッキー(稲垣)、アサ(ヴァルアサエリ愛)、木津、(山本)幸輝とかと話をしています。違う選手が来ても大丈夫です。

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