8月3日(日本時間4日)、カナダ・バーナビーにあるスワンガードスタジアムでラグビー日本代表(以下、ジャパン)は、ワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2015順位決定戦でトンガ代表と対戦し、20−31で敗れ、本大会を1勝3敗という成績で終えた。
首のケガから復帰し、本大会から代表戦に出場したHO堀江翔太と、トンガ戦のゲームマネジメントを託されたSO小野晃征が取材に応じた。
「W杯まで十分時間がある。修正する部分・伸ばす部分を明確にする」——HO堀江翔太
スクラムはプレッシャーかけられていましたが、レフリングは一貫性がなかった。ショット狙う狙わないところ同様に勉強できたなかと思いました。ブレイクダウンは人数をかけられなかった。僕は小さくてもボール出せるので、ボールキャリアの寝方とか意識して練習した方が良いですね。判断とかブレイクダウンとか、ここで学ぶことがたくさん見えてきた。次の試合に向けて修正したい。
——PNCは取り切れない場面が多く見られました。
堀江 簡単なミスが多かったことと、スーパーラグビーの選手たちが戻って、少しタイミングが違う部分があると思う。お互い歩み寄ることが必要です。スーパーラグビーの選手が出ていても、彼らがビッグゲインすることはあまりないので、個人プラス、チームがどうやりたいかを理解してやることが一番大切だと思います。 やっているうちにどんどん合ってくるので、W杯まで十分時間あるので、PNCで修正する部分がでてきましたし、伸ばす部分と合わせて明確にしていきたい。ミス続いてしまった。同じページを見られてなかった。スキルの部分はもっと上げていたい。ディフェンスも組織的に改善する点があると思うので、話していきたい。
「しっかり修正して8月の試合で磨き、W杯へ向かう」——SO小野晃征
ボールが出ると思ったときなかなか出なくて、前半はFWで行くときとBKで行くときのバランスが取れてなかった。FWに頼りすぎたかなと思います。もうちょっとBKで前出るように修正した。そういう意味で、風上だったのでキックを蹴ってバランス取ったが、ここというときに取れなかったのが負けという結果になった。五郎(丸)さんがロングキッカーだったので、蹴れば相手は蹴り返してくれた。