5月7日、スーパーラグビー・サンウルブズは秩父宮で2勝目を挙げることが出来なかった。バイスキャプテンのCTB立川理道、PR三上正貴、HO木津武士に試合後にフォース戦の80分について訊いた。
「スキル面で反省。ストーマーズは100%出しきってやりきる」CTB立川理道
――先制トライでリズムに乗りきれなかったのは?
立川理道(以下、立川) オフロードのところで簡単に(ボールを相手に)やってしまったりとか、ペナルティーの部分。基本的には自分たちのミス。細かな反省点が出たと思います。
――チームとしては、攻め勝とうとしていた
立川 相手ディフェンスはそんなに悪くないと思っていましたので、しっかり我慢してアタックしようとしていた。前半、少し簡単にトライを許したところを締めていけばもっと竸った試合できたかなと思います。
――インターセプトの部分は
立川 風上だったこともあり相手のバックスリーが下がったので、それを見て僕とピシで攻めることにしました。あそこは僕の判断ミスです。ハンズでいけばよかった。攻めたことは反省しないですけど、スキルの面は反省したい。
――ディフェンスについて
立川 ファーストタックラーにどう上手くタックルしてもらうかはシステムだと思います。周りの選手の役割もあると思います。今日は、その部分で一人一人が頑張りすぎて、タックラーが一人になっていた場面がありました。そこはもう少し改善していきたい。WTBも今回は代わってしまったので、後半はよくなったが、もっとコミュニケーションやっていきたい。今後はもっと良くなると思います。
――1本目のトライ簡単に取れたことでトライを取り急いだ部分はあった?
立川 少し簡単にトライが取れたので、確かにアタックすれば取れるという感覚がみんなあったと思います。ただ、その中でペナルティーやオフロードのミスがあったので、前半の間に修正できなかったことは次の試合の反省としてもっていきたいです。
――フォースはサンウルブズのアタックについて研究してきたという感じはありましたか?
立川 ラインアウトのところはすごく背の高いLO陣がいて、いいところのラインアウトは取れなかったですし、スクラムはそこまで感じませんでしたがセットピースのところでプレッシャーを感じていました。ブレイクダウンもバックローすごいいい選手揃っていました。自分たちが速いアタックでボールを継続するとトライをとるということも分析していて、そこに時間をかけてきているようでしたがこちらも対応してアタックかけていきたい
――ハメットHCが「エネルギーが足らなかった」と記者会見で言っていました。
立川 そう見られたのは僕らの反省だと思います。ハーフタイムでも言ってました。後半改善できたのかなと思います。僕らしっかりエネルギーもっていってやっていました。調整とかも悪いところはなかったと思うが、向こうの前半の勢いを受けてしまった。追いかける展開になるときつくなるということはわかっているので、どれだけ竸った試合にもっていくかということが重要になってくると思います。
――次のストーマーズ戦は?
立川 ストーマーズはすごい調子いいチームですし、前の試合した時も、僕は出場しませんでしたが見ていてスピード感、力強さあるし、南アフリカのカンファレンスでは強いチームと感じています。自分たちが100%出し切って、いい試合になると思うのでそこは意識したい。