「気候のコンディションが大変だったけど、日本での最初の試合を無事終えられてホッとしているよ」
8月17日、NECとのプレシーズンマッチを戦い終えたパナソニックの新加入選手、南アフリカ代表JPピーターセンは安堵の笑顔を見せた。
日本初戦からトータルな能力を証明
南アフリカ代表48キャップ。2007年ワールドカップ優勝。爆発的な加速でトライを量産するエースのブライアン・ハバナとは異なり、しなやかな加速と周囲を活かす上手さでボクスを勝利に導いてきた英雄は、日本初戦からそのトータルな能力を証明した。
NECとの試合では後半10分、林泰基との交代でピッチへ。入ったポジションは、ボクスで見慣れたWTBではなくCTBだった。
「パナソニックではナンバー13をやります。CTBはディフェンスでもアタックでもゲームの最初から最後までフルにコミットできる。周りの選手とコミュニケートして、ゲームをオーガナイズして、WTBを使っていける」