ブラックラムズが浦安に快勝!ボーナスポイント獲得でプレーオフ圏内をキープ | ラグビージャパン365

ブラックラムズが浦安に快勝!ボーナスポイント獲得でプレーオフ圏内をキープ

2026/02/22

文●大友信彦


21日、NTTリーグワン2025-26第9節のブラックラムズ東京(BR東京)vs浦安D-Rocks(浦安DR)の一戦が駒沢オリンピック記念競技場で行われた。

 

試合は前半8分、BR東京がゴール前ラインアウトからWTB西川大輔のトライで先制。14分にもゴール前ラインアウトからHO大西将史がトライを重ね、SO中楠一期のコンバージョンも決まり12点を先行。対する浦安DRも17分に相手ゴール前のラインアウトモールからNo8タマティ・イオアネがトライ。SO田村煕のコンバージョンで7-12と追い上げると、33分には相手のハンドリングエラーで落ちたボールをWTB14イズラエル・フォラウが地面すれすれで拾いそのままカウンターアタックで約60mを走り切り右隅にトライ。田村が右コーナーからの難しいコンバージョンを蹴り込み14-12と逆転する。

TJペレナラ主将を先頭に入場

TJペレナラ主将を先頭に入場


会場には東急線の「のるるん」小田急線の「もころん」京王電鉄の「けい太くん」、各鉄道の車掌さんも来場

会場には東急線の「のるるん」小田急線の「もころん」京王電鉄の「けい太くん」、各鉄道の車掌さんも来場


浦安FB山中をラムズのメインとルーカスがマーク

浦安FB山中をラムズのメインとルーカスがマーク


浦安のカブバティとラムズのメインがハイボールを競りあう

浦安のカブバティとラムズのメインがハイボールを競りあう


ラムズ西川の先制トライ

ラムズ西川の先制トライ


しかし39分、浦安は自陣ゴール前に攻め込まれたラックでFLヤスパー・ヴィーセがプロフェッショナルファウル(故意の反則)を犯しイエローカード。このPKでBR東京はスクラムを選択してサインプレー。SHのTJペレナラが左へ動き、No8ファカタヴァ アマトが逆の右サイドに持ち出すが、ここは浦安が冷静に対応。SO田村が1対1のタックルでボールを奪い取り、No8タマティ・イオアネが持ち出してピンチを脱出し、そのままハーフタイム。

浦安FLヴィーセの突破

浦安FLヴィーセの突破


浦安No8イオアネ

浦安No8イオアネ

リードして折り返した浦安だったが、ヴィーセのイエローは後半も約9分間継続。その数的不均衡をBR東京は活かした。後半5分、相手陣でのアタックでパスが乱れ、いったん浦安CTBゲイツが拾うが、ラムズHO大西がすぐにタックルして自らターンオーバーすると、TJペレナラからFBアイザック・ルーカスにパスがわたり電光石火のトライで逆転。さらに9分には相手キックを競り合ったこぼれ球を拾ったルーカスが自陣10m線からカウンター。アンクルタップで一度は倒されたがすぐに起き上がり、LOグッドヒューがつないだところへ逆サイドから走り込んだWTBメイン平が鮮やかに突破。ディフェンスにきた相手WTBカブバティを鋭いスワーブで外してポスト下にトライ。ヴィーセ不在の10分間に2トライを畳みかけ、逆転から24-14までリードを広げた。

突破を図るラムズのペレナラ主将

突破を図るラムズのペレナラ主将


浦安SH飯沼

浦安SH飯沼


駒沢にはラムズの主催試合過去最多8650人の観衆が集まった

駒沢にはラムズの主催試合過去最多8650人の観衆が集まった


アイザック・ルーカスは倒されても起き上がってボールをつないだ

アイザック・ルーカスは倒されても起き上がってボールをつないだ


鮮やかなスワーブで快走、2トライをあげたラムズのメイン平

鮮やかなスワーブで快走、2トライをあげたラムズのメイン平

浦安は13分、交代で入ったばかりのLOツイ ヘンドリックの突破から飯沼-田村-ゲイツと繋いで左中間へ。いったんトライがコールされるが、TMOが掛かり、田村のラストパスがスローフォワードと判定されトライは取り消し。

ピンチを逃れたBR東京は21分、フェイズを重ねて膠着した場面でSO中楠が相手DF裏へショートパントを蹴り、FBルーカスが猛ダッシュでキャッチ。浦安SH飯沼が戻って倒すが、ラックからすぐにHO大西が持ち出し、LO山本秀-FLマクカラン ブロディがつないでWTBメインが連続トライ。中楠のコンバージョンも決まりBR東京が31-14までリードを広げた。

26分、BR東京は自陣に攻め込まれた場面でSHペレナラ主将が相手FLヴィーセにハイタックルし、イエローカード。残り15分、17点を追う浦安に数的有利のチャンスを得る。しかしBR東京は自陣ゴール前のラインアウトでLO山本秀が渾身のスチール。69分には浦安SO田村が鋭いランでBR東京陣に攻め込むが、ブロディ・マクカランが猛タックルで相手落球を誘うと、次のスクラムで相手反則を誘いピンチを脱出。逆に35分に中楠がPGを決め、36分には相手ファンブルから途中出場のワカヴァカがゴール前までビッグゲインし、タックルに倒されながらサポートのギルにつないでトライ。浦安も38分、WTBフォラウが右隅にトライを返すが、そこまで。BR東京が41-19で勝った。

BR東京はトライ数6-3でBPつき勝利となり、5勝4敗。リーグワンで白星が先行したのは1年目の開幕戦に勝利したとき以来で、シーズン中の白星先行はリーグワン5年目で初めて。勝ち点を23に伸ばし、試合のなかった東京SGを抜き暫定5位に浮上した。観衆8650人はBR東京の駒沢での主催試合の最多記録を更新した。

観衆8650人

観衆8650人


終了直前、浦安はフォラウが2トライ目、この2試合で5トライ

終了直前、浦安はフォラウが2トライ目、この2試合で5トライ


試合後は互いの健闘を称えあった

試合後は互いの健闘を称えあった

大友信彦
(おおとものぶひこ)

1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。ラグビーマガジンなどにも執筆。

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