久我山を2年ぶりの花園へ導くキックを支えたイメージ力ーーHEROES2019・豊田祥平(国学院久我山・CTB) | Rugby Japan 365

久我山を2年ぶりの花園へ導くキックを支えたイメージ力ーーHEROES2019・豊田祥平(国学院久我山・CTB)

2014/11/14

文●大友信彦


濃紺ジャージーの背番号12は、ボールを立てると、時間を置かずに蹴った。全国高校ラグビー東京都第1地区予選決勝の国学院久我山vs成城学園。春の選抜で8強の久我山が優位という下馬評を覆す成城の奮闘で、7対7の同点のまま試合は後半ロスタイムに入っていた。

観客は、固唾(かたず)をのむ暇もなく、蹴り出されたボールの行方を見詰めた。右足が一旋する。放物線を描いて飛んだ楕円のボールは、Hポストの真ん中に吸い込まれた。アシスタントレフリーの旗が上がると、そのままノーサイドの笛が鳴った。
10対7の「サヨナラ勝ち」。

勝利を決めたヒーローは、久我山のCTB豊田康平(3年)だ。

「時間をおくと、緊張して固くなってしまいそうだったので」

間を置かずに蹴った理由を聞かれ、豊田は笑った。

 

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