明治学院大・対抗戦A1年目のチャレンジ――明大戦、幻のトライは明日への糧に | ラグビージャパン365

明治学院大・対抗戦A1年目のチャレンジ――明大戦、幻のトライは明日への糧に

2014/10/29

文●大友信彦


肩を落として引き上げてくる選手たちを、大きな指揮官は笑顔で迎えた。

「よしよし。良かった、良くやった」

そんな声が聞こえてきそうだった。
対抗戦Aグループに初昇格を果たした明治学院大の昇格4戦目、明治大学との戦いは、0−106の大敗に終わった。

「でも、僕から見ると、けっこう戦ってくれたな、という気がしますよ」明学大を率いる高橋一聡HCはそう言った。

「今まで経験したことのないところにやってきて、経験したことのない相手と戦っている。その中で、あと一歩でトライというところまで行けたしね。これまでの試合ではあそこまで行けなかったから」

無理に笑顔を作っているのではない。強がっているようにも、あきらめているようにも見えなかった。

 

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