クロスボーダーラグビー・ブルーズ、チーフス前日会見レポート | ラグビージャパン365

クロスボーダーラグビー・ブルーズ、チーフス前日会見レポート

2024/02/03

文●編集部


リーグワンとスーパーラグビーによる初めての試みである「ザ・クロスボーダーラグビー」がいよいよ2月3日・4日開催される。今回スーパーラグビーチームとして来日する、ブルーズ、チーフスの前日会見が行われた。

ブルーズ ヴァーン・コッターHC

来日できて嬉しく思っています。最初にプレーするチャンスをいただきました。3週間後にスーパーラグビーが始まるが、それに向けて準備したい。来日してからホテルでも歓迎していただいて、練習してきたことをフィールドで出していければと思います


――この試合の意味づけは


たくさんの意味合いがあります。このチームのブランド、ラグビーを世界に輸出するというイメージです。日本という国は飛躍していますし、ワールドラグビーにおいても素晴らしい大会を日本で開催している。そこでプレーができることが重要だと思います。

我々としてもテストとして試せる試合になる。日本といい関係を持てるのも重要だなと思います。ニュージーランド選手が多く日本でプレーしているし、ブルーズとして日本に来られることも重要です。

――(スコッドランド代表を率いて日本代表と対戦しているので)日本をよく知っていると
思いますが2015年から日本代表はどう成長している?


2015年は日本代表にとって大きな年だったと思います。ワールドカップで南アフリカに勝った。次の試合で、スコットランドと対戦し速いエキサイティングなラグビーをしてくると思っていたので、良い準備をしないと居心地の悪い試合になってしまうと思っていた。
その翌年、(日本で)2試合やらせてもらったが、日本と対戦するということでしっかり準備して、軽く見ることなく、タフな試合になることがわかっていたので、試合に備えたことを覚えています。


――今後、この大会を成長させて、いろんな国を交えての国際大会にしたいという方向について


いいスタートかなと思います。お互い成長できますし、クロスボーダーとして試合をしていくことはグローバル化につながると思います。エキサイティングで、どれだけスキルが通用するか、違うチーム、選手、文化、組織に試すいい機会かなと思っています。

――次のオールブラックスとして期待している選手は?


コーチとして、選手たちを育成していくということで、選手たちに積極的に自分のプレーを出したいと思える環境にしたい。SOバレットがニュージーランドにいないし、SOモウンガも日本にいるということで、次の(オールブラックスの)先発の10番になりそうなのがSOペロフェタかなと思います。隣のキャプテンも誇りを持った選手で、明日もベストなプレーをすると思うので、オールブラックスとしては有望かなと思います。


――明日の試合でプレーしない選手がいるが


オールブラックスの選手をうまく管理していくことで、オールブラックスが終わった後なのでイオアネ、トゥンガファシ、テレア、クリスティーは休暇中です。ケイレブ・タンギタウはプレーする予定なので、みなさんはワクワクしてくれるかなと思います。


――対戦相手のキープレイヤーは


キヤノン(の選手は)はあまりよく知らないが、サントリーの選手はよく知っています。松島はコーチをしたことがあるし、いい外国人選手と日本人選手がいて、たくさん才能がある選手がいる。ブルーズとして最初にプレーするにあたって、どういうプレーをするのか、必要なことはなんなのか、相手に焦点を当てるのではなく、自分たちに焦点を当てている。タフな試合になることは間違いないでしょう。




――ブルーズはこういうアイデンティティがあるということは?


ブルーズのDNAを表現したいと思います。ブルーズがいいプレーしたときはダイレクトで、強くて確信を持ったボールスキルが狙いかなと思います。フィジカルもあり、フローがあるときはスペースを作ってワクワクするラグビーを見せられるかなと思います。ただDNAが時にはよくない方向にいくときもあるので、やりすぎない、勝つために何が必要かしっかり見極めていくことが大事かなと思います。選手はブルーのジャージに誇りを持って、自分がどこの州を代表するのかわかった上でプレーしているので その部分を見ていただけるかなと思います。オークランドを代表して、しっかりやりたいと選手たちは思っています。


ブルーズ LOパトリック・トゥイプロトゥ キャプテン

日本は私の大好きな国の一つで、戻ってこられて嬉しく思います。クロスボーダーラグビーを楽しみにしています。3年前、(トヨタヴェルブリッツに在籍し)日本でラグビーをしていましたが、今回もタフな試合になる。ブルーズの今季初の試合なので懸命に取り組んでいきたい。


――季節が違う場所でプレシーズンをやる難しさは?


チームとして初めてNZ以外でツアーにいく初めての試みであり、日本に来て探求したり、楽しめたらと思います。チームと1週間半一緒にいて、ハッピーなスタイルをしてシーズンを迎えていきたい。楽しむこと、そして準備するということで今大会が大事になってくる。


――対戦相手で注目している選手は?


私が初めてトヨタ(に在籍していた時)と対戦したのがサントリーでした。やられてしまったので、チーム全体でサントリーに勝ちたい。キヤノンはオークランドで一緒にプレーした、友だちのリアキ・モリに会いたいですね。明日の試合を経てから、トヨタのチャーリー・ローレンスやラウタイミに会いたいなと思います。

チーフス クレイトン・マクミランHC

日本に来られて光栄に思います。日本のラグビーは急成長していると思います。2試合、私達にとってもチャレンジになるので楽しみにしています。


――今後、今大会は他の国のチームも含めた大会にしたいという方向です。どう見ていますか?


すごく重要だなと思うのはニュージーランドと日本のラグビー協会が一緒になってこういう機会が持てたことに感謝したい。ニュージーランド側からいうと、オールブラックス、マオリオールブラックス、オールブラックスXVと日本に来てプレーしている選手も多いので、クロスボーターマッチもはじまりにすぎない。違うラグビーのやり方と戦うことは学びもあるし、お互いに学びもあり、互いに向上できるかなと思います。助け合いながらやることが大事です。世界的にもラグビーというスポーツが重要であると推進できると思います。

――今週、そして来週の試合に向けて


初めてメンバーを見させてもらった。ラクラン・ボーシェは残念ながら日本に行ってしまいましたが、(ワイルドナイツで)活躍していますし、弟(ケイラム)と対戦になります。国際的に活躍している選手も世界的な選手もたくさんいるので楽しみにしています。ニュージーランドに置いてきた選手たちはケガで、ベストな選手を選んで、相手のチーム、日本のラグビーを尊重して試合に臨みたい。決して軽い気持ちでやるわけではありません。ただのプレシーズンではなく、ちゃんと大会に臨んでやる。そういう気持ちで、グラウンドで表現していきたい。


――リーグワンの可能性はどう感じている?


この大会を正式にもっていくためにも、スーパーラグビーがボーダーを超えて広げていくためにもこの大会を全うすること、もっとファンが見たいなと思わせることが大事。ニュージーランドの側も続けていきたいと思っていますし、南アフリカがいなくなってスーパーラグビー・パシフィックとなり、ニュージーランドラグビーは苦戦していると思う。日本は俊敏性が高いし、お互いに学ぶこともあるし、お互いが強い意志、願望を持ってやっていく。この1週間が大事になってくると思います。

――ワールドカップメンバーは来週、出場する?


(来週は)何人かは出られるかなと思います。オールブラックスの規定で、シーズン中にどれくらいできるか決まっているので、それで動きたい。(来週の試合で)誰が出るとはクボタの監督が(横に)いるのであまりいいたくない(苦笑)。オールブラックスのメンバーをプレーさせたいがちゃんとしたルールがあるので、ベストなプレーができるようにあるものです。国際大会もあるのでちゃんとルール通りやっていきたい。


――マッケンジー選手もそうですが、日本でプレーした選手がニュージーランドに戻って成長したと感じるところは?


確実に成長しているなと思います。若い選手が、快適なゾーンから抜けて、言語、ライフスタイル、違うラグビーをやって、ニュージーランドに持って帰ってくる。日本人の選手の方が小さいので、1~2年、日本でプレーして戻ってきて、2~3ヶ月、ウェイトをしてアジャストする。エリートのレベルでずっとラグビーをやっていると、ニュージーランドは国民的なスポーツなのでメンタル的になえてしまう。日本に来るとリフレッシュできる。サム・ケイン(東京サントリーサンゴリアス)がいい例ではないかなと思います。


――日本のファンにチーフスのラグビーを見せる、いい機会です。チーフスラグビーの魅力は?


(チーフスの)アイデンティティは高いフィジカルと勇敢に戦う姿でしょうか。ディフェンス、セットピースなどを尊重しながら、ランニングラグビーを楽しんでほしい。チームとして優勝や100回目の試合といった特別なときにハカをやるが、今回の試合も重要だと思っているのでハカをやります。ファンのみなさんにも楽しんでほしい。

ルーク・ジェイコブソンキャプテン

昨日、来日して日本の人はやさしく、もてなしてもらっています。ラーメンも楽しみたいと思います。我々はシーズン前ですが、日本のラグビーは速く、違うスタイルのラグビーができるということで、他の選手も楽しみにしていますし、学ばせていただきたいと思います。


――自チームの注目選手は


若い選手がたくさんいて、FLボーシェ、CTBクインなどいい選手がいてハングリー精神を持っていて、みんな選ばれたいと思ってやっているので、いいパフォーマンスをしてくれると思います。

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