16日、NTTドコモレッドハリケーンズ、NTTコミュニケーションシャイニングアークス東京ベイ浦安のチーム再編について発表があった。ディビジョン1に残るのはシャイニングアークス。ディビジョン3からスタートするのはレッドハリケーンズ。それぞれの選手、そしてファンに衝撃が走った。そして迎えた第10節、レッドハリケーンズはグリーンロケッツとの試合を制し、今季初勝利を収めた。
ヨハン・アッカーマンHCは試合後の会見で「選手たちが見せてくれた努力が誇らしいし、多くのファンが応援にきてくれて感謝しています。ヘッドコーチとして、なるべく選手たちが楽しめる環境作りをすることに注力した」と話した。
下沖正博レッドハリケーンズGMは、今回のリリースについて以下のように話した。
「3月16日の夕方、チーム再編に関するリリースを出させていただきました。ファン、関係者のみなさまにはご心配をかけて申し訳ありません。正しくはリリース通りです。7月にラグビーの関連会社を3社合同で立ち上げます。新事業会社運営チームが新たにたちあがり、ドコモ運営チームも立ち上がります。
事業運営会社は新たなチームを立ち上げて、リーグワン優勝を目指します。ドコモ運営チームはこれまでの同様の採用、環境で行い、地域連携を進めていき、まずは3部での優勝を目指します。選手の集中をサポートするために、個別取材は控えさせていただきます。ファンに感動を与えるように最大限務めたいと思います。」
レッドハリケーンズのファンにとっては戦う場が変わってしまうが、チームはこれまでどおり存続され、リーグワン優勝を目指すという発表は嬉しいところ。
ゲームキャプテンを務めたHOフランコ・マレーは「勝利できて嬉しく思います。チームのために努力してくれたスタッフに恩返しできたかなと思います。メンバー外の選手たちも感動が爆発していると思います。選手としては一戦一戦に集中するしかない。来週はクボタ戦でその後も5試合ある。シーズンが終わった後、いい結果を残せるように努力するだけです。」と前を向いた。