5月5日(日)、「NTTジャパンラグビーリーグワン」ディビジョン1の最終節が行われ、10位で入替戦の出場が決まっているリコーブラックラムズ東京が、7位のトヨタヴェルヴリッツを迎えた。快晴の中、ブラックラムズのホストゲームで過去最高の16,951人のファンが集った。
27度と夏を感じさせるタフなコンディションの中で前半は互角の戦いで8-12とヴェルブリッツがリードして折り返す。ブラックラムズは後半12分、元イングランド代表NO8ネイサン・ヒューズのトライで13-12と逆転に成功する。
ただ後半の後半、NO8姫野和樹キャプテンが「順位は関係なく、未来に向けて、目標であるリーグワン制覇に向かって自分たちのラグビーをすることは意義、意味のある試合だ」と試合前に伝えたというヴェルブリッツが躍動。特に元オールブラックスのSHアーロン・スミスがプレーでチームを引っ張り、途中出場のFL古川聖人が2トライを挙げるなど計5トライを挙げる猛攻を見せて18-45で逆転勝利を収めた。
この試合で、ヴェルブリッツに入団したオールブラックスのSOボーデン・バレットは最後の試合となった。姫野キャプテンは1年間、一緒にプレーしたバレットに関して「一貫している選手だと思うし、その姿勢はチームにいい影響を与えたと思う。すごくディテールにこだわるし、勤勉な選手だと思う。常にノートを書いていて、必要なら必要な選手にコミュニケーションを取っていた。勤勉さが選手にいい影響を与えていた」と称えた。
試合後、SOバレットはメディアに対応した。