15日、横浜キヤノンイーグルスはホーム・日産スタジアムにコベルコ神戸スティーラーズを迎え8トライを決め55-21で大勝。ボーナスポイント1を含む勝点5を積み重ねた。この試合存在感を見せたのは、横浜E・CTB梶村祐介。今シーズンからチームに加入し、この試合ではハットトリックを決めMOMにも選ばれた。試合後の会見を余すところなくお伝えする。
「今は、ラグビーができているのがすごく幸せ」
初めてのホストゲームで気持ちの入った素晴らしいゲームだった。昨季、(神戸に)大敗していて、その悔しい思いがスタートから全員プレーに現れていた。イーグルスとして新しい歴史を作ろうとメンバー、ノンメンバーで体現できた。トップ4という目標があるのでその結果に向かって1試合、1試合、目の前の試合に臨んでいきたい。
ゲームプランは「80分通して走り切る」だったので、前半から後半のことを考えずに飛ばしていこうというプランがスコアに出た試合だった。
――今季のプレーの変化は?
昨季まで、自分の中で、小さくまとまっていた感覚があったので、もう一度、昔のプレースタイルに戻そうと、自分の強みであるアグレッシブのボールキャリーに戻そう、原点に戻そうと移籍してから、そこに取り組んできました。
――フィットネスはどんな練習してきたか?
プレシーズンのはじめにブロンコテストやって、全員がターゲットをきろうと8,9,10月はそこに特化して、それ以降はボールゲームでゲーム以上の強度保つようにしていた。スタッフのプランを信じてプレシーズン実行できた。今日は走り勝つプランだったが、いろんなプランを選択肢にできることはいいことだなと感じました。
――原点に戻ると話していたが、何か影響があったことは?
昨季を振り返ると、チャンスもらえていた中で、いいイメージを残せていなかった。移籍して自分がやろうとしていたことをある程度、優さんに任せて、自分の役割に集中できたことが大きかった。自分が必要なことは何かと考えてボールキャリーだったので、フットワークをやりなおして、ディフェンスも必要だったのでずっとやっていましたね。