NTTジャパンラグビーリーグワン2024、レギュラーシーズンが終わり、上位チームによるプレーオフトーナメントと下位チームによる入替戦が始まった。浦安DROCK(ディビジョン2・1位)は近鉄花園ライナーズ(ディビジョン1・12位)と対戦し、21-12で勝利した。
24日、第1節で敗れたライナーズはホーム花園に浦安を迎えディビジョン1残留をかけた戦いに挑む。9点差以上で勝利すれば残留が決まる。浦安は2年連続、ディビジョン2優勝を果たすもこの試合で9点差以上で敗れれば、昇格することができない。
第1節を終え、ライナーズ、LOサナイラ・ワクァ、浦安、PR竹内柊平に話を聞いた。
浦安D-RCOKS PR竹内柊平
――後半から試合に入って
すごいやっぱりライナーズさんはすごい接点が強いので、やっぱり深いゾーンが強いなっていう印象があったので、僕たちは前半はそこをしっかり我慢して、後半戦いこうっていうゲームプランだったので、後半しっかり自分の役割を果たすために、相手が疲れてきたところでボールキャリー、コンタクトプレー、セットプレーでは相手にプレッシャーをかけられたかなと思います。
――去年と同じ相手でしかも悔しい思いをした1年
本当に特別な年でした。個人的にも日本代表に選ばれなかった悔しさもあったし、自分の中では本当にきついシーズンでした。日本代表にもう一度選んでもらうために、自分の強みのスクラムを斉藤展士コーチと一緒にもう一度見直して、チームメイトとも話し合ってやってきたことが、今日まず形になったのかなと思います。今日の試合にフォーカスしてやってきたことが今日の試合に出たと思います。
――日本代表への想い
正直、考えてないです。もちろん、そこは自分の一番の目標であるんですが、まずこのチームをディビジョン1に導く、チームへ恩返しすることしか考えてないです。 代表はその先にあると思います。
近鉄花園ライナーズ LOサナイラ・ワクァ
今日の結果は非常に残念ですけど終わったわけではありません。ショートウィークで次の試合があるのですぐに準備しないといけません。来週の試合も簡単ではないことはわかっているので、全力を尽くさないといけません。
後半はもう少ししっかりゲームプランを遂行できていたらまた違った結果になったと思うので、そこは来週に向けてチーム全員で話してシステムを向上させていきたいです。浦安D-Rocksはレベルの高い選手も多く、非常に警戒していたけれど、彼らの今日のパフォーマンスが良かったので、なかなかうまく止めることが出来ませんでした。
今は次の一戦に集中していますが、日本代表でもまたチャンスが来たらもちろんそこに貢献したい気持ちはあります。エディ・ジョーンズHCと話したことはまだありませんが、2週間ほど前にFWコーチから電話をもらったので6月の合宿には参加する予定です。