リーグワン・ディビジョン1プレーオフを回顧、ブレイブルーパス優勝の要因は… | ラグビージャパン365

リーグワン・ディビジョン1プレーオフを回顧、ブレイブルーパス優勝の要因は…

2024/06/03

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。
6月1日は、久々に秩父宮ラグビー場の芝を走りました。

「3 Cheers Game」というチャリティー目的のタッチフット大会で、いろいろな大学のOBチームが集まったんです。大会には関東対抗戦の早大、慶大、明大、日体大、帝京大、青学大、成蹊大、立大、学習院大、東大、リーグ戦の法大、日大、中大、専大、大東大、関東学院大、関西からも同志社大と京大のOBが集まり、オーバー40とアンダー40の2部に分かれてトーナメントを行いました。



楽しかったです。僕は42歳ですが集まった人数の関係で早大のアンダー40チームに入ったのですが、コーチ時代の教え子たち、25歳前後の元選手たちと一緒のチームに入って「翔太外みろ!」とか「右に開け!」とか、呼び捨てで指示されながら、楽しくラグビーすることができました。

幸せなことに2度ほど飛び込んでトライすることもできて、秩父宮の芝生ってこんなにフカフカだったんだなと改めて実感しました。ホント、1ミリも痛くないんです。今日は筋肉痛が出ていますが(笑)。ちなみに優勝はオーバー40が専大でアンダー40が成蹊大でしたが、どこのチームも、卒業して何十年たっていてもプレースタイルは学生時代と変わらないんですね。早大の連中はA以外の選手が多かったけど、下のボールにすぐセービングに飛び込んだり。

リーグワンの決勝が終わってから1週間、正直言うとちょっとラグビーロスというか、気持ちに穴が空いていた感じだったのですが、それが解消したような、元気をもらえた気がしました。
やっぱりラグビーっていいな、楽しいな。なお、この大会の運営費を差し引いた剰余金は、公益財団法人メイク・ア・ウィッシュオブジャパンの「難病と闘う子どもたちの夢を叶える運動」に寄付されるとのことです。一緒にプレーしたみなさん、大会実現のために奔走したみなさん、本当にありがとうございました。

ラグビーロスの理由…それはリーグワンプレーオフの決勝。



さて、そのラグビーロスの理由についてふれたいと思います。

それはもちろん、リーグワンのプレーオフ決勝です。ブレイブルーパスがワイルドナイツを破った試合はものすごくレベルの高い戦いでした。まずはブレイブルーパスの皆さんを祝福したいと思います。


ブレイブルーパスが勝利をつかんだ要因はいろいろあると思いますが、僕は採用担当の望月雄太さんの功績がとても大きかったと思います。今回のブレイブルーパスにはフロントローの3人やLOワーナー、FL佐々木、SH杉山、CTB眞野、FB松永、WTB森勇登など、23~26歳の若手選手がたくさん出場していました。

森勇登

森勇登



リーグワンの上位チームでは珍しいほど若手を登用していました。彼らはみな、望月さんが採用担当としてリクルートした選手たちです。


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