リーグワン・ディヴィジョン3は、4月9日(土)、10日(日)にリーグ戦最終の第10節が行われた。4月9日(土)は、清水建設江東ブルーシャークスがホストスタジアムの東京都・江東区夢の島競技場に首位に立つ豊田自動織機シャトルズ愛知を迎えた。
試合はホストの江東ブルーシャークスがゲームキャプテンのFB(フルバック)コンラッド・バンワイクのトライで先制したものの、後半はシャトルズ愛知にプレッシャーで圧倒され14-60でビジターのシャトルズ愛知が快勝した。10戦全勝の勝点48で堂々の首位で順位決定戦に臨む。敗れた江東ブルーシャークスも3位に順位を落としたものの、順位決定戦に進み、ディヴィジョン2昇格の望みを繋いだ。
また、この日は試合後、今季限りで引退を表明している41歳の江東ブルーシャークスFB・高忠伸選手の引退セレモニーが行われ、両チームから花束が送られた。
試合後の会見では両チームのヘッドコーチ、ゲームキャプテンが順位決定戦・入れ替え戦へ向けての意気込みを語った。
「高選手とは同じ年、引退試合で戦えためぐり合わせに感謝」豊田自動織機シャトルズ愛知 徳野洋一HC
清水建設ブルーシャークスの高選手の引退試合という、そういう素晴らしい日に我々が試合できたということについても、我々としても本当に光栄な素晴らしい機会に、ともにグラウンドに立たせて頂いたということについても本当に感謝しております。
試合につきましては、清水建設さんは非常にリーグ戦の中でもいい成績を残しているチームであるという前提のもとで、我々準備していました。風が強かったこと言うこともあって前半は我慢強くボール動かしながら時間をしっかり使って、後半に得点をつんでいくというようなゲームプランで挑んだところ、ゲームプラン通りに試合を進めたのかなというところについては評価できると思っております。
これからまた入れ替え戦に向けた順位決定戦ありますので、そこに向けた準備をこれからしていって、本日よりもさらに成長した姿をお見せしたいなと思っております。