同志社が5年ぶりの8強入り!大東大との接戦を勝ちきった | ラグビージャパン365

同志社が5年ぶりの8強入り!大東大との接戦を勝ちきった

2021/12/20

文●編集部


18日、東大阪花園ラグビー場では、第58回全国大学ラグビー選手権・4回戦、大東文化大学(関東リーグ戦3位)と同志社大学(関西Aリーグ4位)が対戦し、最後の最後までもつれた試合は31-29で同志社大学が接戦を制し準々決勝進出を果たした。昨年、出場辞退により対戦できなかった帝京大学に挑む。

MATCH REVIEW

前半8分、同大HO西濱トライ

前半8分、同大HO西濱トライ

前半4連続トライで同志社がリード。強い風にも悩まされて、同志社SO嘉納一千のコンバージョンは全て外れ、20-0。そこから大東大の反撃を受けた同志社は2トライを許し、20-12とされて後半を迎える。

前半13分、同大WTB大森がトライ

前半13分、同大WTB大森がトライ

 

強みのカウンターアタックで存在感を見せた同大FB山口

強みのカウンターアタックで存在感を見せた同大FB山口

 

前半17分、同大のトライゲッターWTB和田がトライ。このプレーを最後に退場。

前半17分、同大のトライゲッターWTB和田がトライ。このプレーを最後に退場。

 

大東大HO酒木キャプテンが縦にボールを運ぶ

大東大HO酒木キャプテンが縦にボールを運ぶ

 

前半32分、CTB戸野部のトライで12-20と迫った。

前半32分、CTB戸野部のトライで12-20と迫った。

「ハーフタイムでは、まだ後半わからない点差だったので、気を引き締めていこう、後半の最初の15分から20分で同志社のペースにしてそこで、ゲームに優位にすすめていこうという声がけをした」(南光希キャプテン・同志社)

大東大・CTB12戸野部のトライセービングタックル

大東大・CTB12戸野部のトライセービングタックル

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後半13分、大東大No8フィナウがトライ

後半13分、大東大No8フィナウがトライ

しかし後半最初にスコアしたのは大東大。NO8フィナウがゴール前ラックから自らボールをキャリーして17-20。同志社は嘉納のPGで23-17と6点差にするも、66分、同志社のミスからチャンスをものにした大東大がPR松山青のトライで逆転。

大東大WTB松田は効果的なカウンターアタックをみせた

大東大WTB松田は効果的なカウンターアタックをみせた

 

インゴールドロップアウトを焦った同大がボールを失い、大東大PR松山がトライを決め逆転

インゴールドロップアウトを焦った同大がボールを失い、大東大PR松山がトライを決め逆転

大東大は自陣22m付近でキックオフ・オフサイドのペナルティー。同志社はショットを選択。嘉納が落ち着いて決めて26-24と再び同志社がリード。

さらに77分、同志社は敵陣10m付近のマイボールスクラムから、FB山口楓斗がファーストレシーバーとしてゲイン。22m付近までボールを運ぶと、そこから左オープンサイドへ展開。最後はWTB大森広太郎が左隅にトライを決め、31-24とした。

 

WTB大森がトライを決め31-24とリードを広げた。

WTB大森がトライを決め31-24とリードを広げた。

 

80分のラストプレーで大東大が2点差に迫るトライ

80分のラストプレーで大東大が2点差に迫るトライ

それでも大東大は最後まで攻める姿勢を崩さず、後半のホーンがなった後、敵陣ゴール前ラインアウトからモールで押し込み、HO酒木凜平キャプテンがトライを決め29-31。コンバージョンが決まって同点となれば、ゴール差で大東大が勝利となる場面。キックを蹴るのは、SO戸野部謙(3年)。向かい風の難しい状況で蹴ったボールはゴールポストを外れ失敗し試合終了。戸野部に対して、「来年、来年」と笑顔でメンバーが駆け寄る姿は大東大の未来を感じさせるシーンになった。

戸野部が右隅からコンバージョンを狙うが・・・

戸野部が右隅からコンバージョンを狙うが・・・

 

キックは失敗。しかし大東大のメンバーはみな笑顔で戸野部に駆け寄りねぎらった

キックは失敗。しかし大東大のメンバーはみな笑顔で戸野部に駆け寄りねぎらった

 

健闘を称え合う両フィフティーン

健闘を称え合う両フィフティーン

 

SCOREBOARD

第58回大学選手権・4回戦 2021.12.18

  • TRY(5)
  • G(2)
  • PG(0)
  •  
  • PENALTY
  • PK(9)
  • FK(0)
  • TRY(5)
  • G(0)
  • PG(2)
  •  
  • PENALTY
  • PK(6)
  • FK(1)
  • TIMELINE

  • 前半8分 同志社大 2.西濱悠太 T 0 - 5
  • 前半10分 同志社大 10.嘉納一千 Gx 0 - 5
  • 前半13分 同志社大 14.大森広太郎 T 0 - 10
  • 前半15分 同志社大 10.嘉納一千 Gx 0 - 10
  • 前半17分 同志社大 11.和田悠一郎 T 0 - 15
  • 前半18分 同志社大 10.嘉納一千 Gx 0 - 15
  • 前半23分 同志社大 2.西濱悠太 T 0 - 20
  • 前半24分 同志社大 10.嘉納一千 Gx 0 - 20
  • 前半26分 大東文化大 4.塩見成梧 T 5 - 20
  • 前半27分 大東文化大 12.戸野部謙 Gx 5 - 20
  • 前半32分 大東文化大 12.戸野部謙 T 10 - 20
  • 前半33分 大東文化大 12.戸野部謙 G 12 - 20
  • 後半13分 大東文化大 8.リサラ・キシナ・フィナウ T 17 - 20
  • 後半14分 大東文化大 12.戸野部謙 Gx 17 - 20
  • 後半18分 同志社大 10.嘉納一千 PG 17 - 23
  • 後半26分 大東文化大 17.松山青 T 22 - 23
  • 後半27分 大東文化大 12.戸野部謙 G 24 - 23
  • 後半29分 同志社大 10.嘉納一千 PG 24 - 26
  • 後半37分 同志社大 14.大森広太郎 T 24 - 31
  • 後半38分 同志社大 10.嘉納一千 Gx 24 - 31
  • 後半41分 大東文化大 2.酒木凜平 T 29 - 31
  • 後半42分 大東文化大 12.戸野部謙 Gx 29 - 31
  • MEMBER_大東文化大学

  • 1 小島燎成 後半18分 OUT → IN 17 松山青
  • 2 酒木凜平
  • 3 野口大貴
  • 4 塩見成梧
  • 5 佐々木柚樹
  • 6 吉瀬航太 後半18分 OUT → IN 20 松川宙
  • 7 東崎公一 後半34分 OUT → IN 16 西林勇登
  • 8 リサラ・キシナ・フィナウ
  • 9 稲葉聖馬 後半38分 OUT → IN 21 髙田尚太
  • 10 落和史
  • 11 鎌田進太郎
  • 12 戸野部謙
  • 13 ペニエリ・ジュニア・ラトゥ 後半29分 OUT → IN 22 ハニテリ・フィラトア・ヴァイレア
  • 14 松田武蔵 後半33分 OUT → IN 23 朝倉健裕
  • 15 青木拓己
  • 16 西林勇登
  • 17 松山青
  • 18 河村樹来
  • 19 辻岡優希
  • 20 松川宙
  • 21 髙田尚太
  • 22 ハニテリ・フィラトア・ヴァイレア
  • 23 朝倉健裕
  • MEMBER_同志社大学

  • 1 山本敦輝
  • 2 西濱悠太 後半40分 OUT → IN 16 鈴木優輔
  • 3 李優河
  • 4 小菅由一郎 後半18分 OUT → IN 19 依藤隆史
  • 5 南光希
  • 6 梁本旺義
  • 7 小島雅登 後半27分 OUT → IN 20 馬渡仁之祐
  • 8 木原音弥
  • 9 新和田錬 後半40分 OUT → IN 21 福岡壮太郎
  • 10 嘉納一千
  • 11 和田悠一郎 前半19分 OUT → IN 23 芦塚仁
  • 12 岡野喬吾 後半40分 OUT → IN 22 市川亮太
  • 13 稲吉渓太
  • 14 大森広太郎
  • 15 山口楓斗
  • 16 鈴木優輔
  • 17 杉山左門
  • 18 西口聖一郎
  • 19 依藤隆史
  • 20 馬渡仁之祐
  • 21 福岡壮太郎
  • 22 市川亮太
  • 23 芦塚仁
  • COMMENT

    同志社大学 伊藤紀晶ヘッドコーチ


    今日の試合は、最初の前半20分くらいはいいテンポがだせていて、いつもやっていることは出せたかなと思っていたんですが、トライがいい流れでとれたことで逆に気が緩んだわけではないですが、少しサポートが遅くなったり、プレーが雑になったり、最後のフィニッシュのところでミスが起きていたことでこういう試合展開になってしまった。


    ――最後の場面


    最後の2点が入ると同点だったので、「外れてほしい」という願いしかなかったです。


    ――SO嘉納選手について


    まだしっかり嘉納は本調子ではなかったのかなと思っています。キックだけでなく判断の部分も。そこは練習で改善できる。彼のすごいところは修正能力の高いこと。次の帝京戦でだせることを期待しています。

    同志社大学 南光希キャプテン


    同志社のラグビーを80分間やり続けるということをテーマにやっていたんですが、自分たちがボールをキープし続けて(前半の)20分間は戦うことができたんですけど、相手にボールが渡って、ディフェンスで相手のいいようにやられてしまった。集中力というところ、切れてしまった訳ではないですが、相手のペースになってしまった。その20分で、自分の試合にしなければならないところをできなかったことがもつれたゲーム展開になってしまった原因。そこを課題として、最初の20分間を80分継続できるようにしたい。


    ――関西リーグ戦では接戦を勝ちきれなかったがようやく選手権で勝利することができた。


    関西リーグ、負けた試合はすべて接戦だった。結果的にどうであれ、今日は勝ち切ることができたのは選手権に入っての成長だと思うので、そこはプラスに考えて強みにしていきたい。

    ――途中でPGを狙った部分


    あの場面は、場所も加味していますが、6点差にしてそこからもう一本トライとって、1トライ、1ゴール、1PGでも逆転できない点差にしたかった。風とかラインアウトの精度など、含めて(選択しました)。関西リーグでは、ボーナスポイントも考えて選択していましたが、選手権では1点でも上回ることを考えてゲームマネジメントしていました。


    ――一時は逆転されましたが、気持ちの焦りはなかったか?


    まだまだ時間もありましたし、取り返せるなというのがあったので焦りはなかったです。

    ――ハーフタイムではどういうことを声がけしたか


    ハーフタイム入って、20-12で、まだ後半わからない点差だったので、気を引き締めていこう、後半の最初の15分から20分で同志社のペースにしてそこで、ゲームに優位にすすめていこうという声がけをしました。

    FWだったら、サポートの寄り、不用意なパスでサポートが遅れてしまっていることがあったのでその部分と、敵陣で体を当て過ぎてボールをさげてしまっていたのでもう一回リスタートのかたちからトライにつなげようと話をしました。

    ――帝京大にむけて


    今日の試合の最初の20分間を80分間やり続ければ、勝てる自信もありますし、チャンスもやってくると思うので、やり続けられるようにこの一週間しっかり準備したいです。


    ――帝京大は昨年(辞退により)対戦することができなかった


    相手どうこうより、選手権で昨年出れなかった分、先輩たちの思いも背負って戦っていますので、帝京大学さんであれ、どこの大学さんであっても絶対勝とうという気持ちがあります。


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