近畿大学との接戦に勝利した慶應義塾大学・HO原田衛キャプテン。対抗戦ではことごとく接戦をものにすることができず、最終戦では帝京大学に大敗。「選手権で勝てれば何か変わると信じて」。その思いが80分にのりうつり、見事に勝利し8強進出を果たした。

対抗戦で負けが続いている中で、選手権で勝てれば何か変わると信じてチーム一丸となって勝てたので次につながったと思います。


――帝京戦からどのあたりに注力した？


ディフェンス面ではコネクト、つながりのところは、負けてから時間がなかったので、メンタル面が替わったのかなと思います。4年生でミーティングして、ここでもう一段、意識を上げていこうというミーティングをしてチームが変わったと思います。

――スクラムはどうやって立て直した


僕たち、春、試合があまり経験がなくて、スクラムの経験ない。関西のチームとあまりできいなてなかった。間合いの部分で関東と違うが部分があったがレフリーがどっちも平等に見てくれて、僕たちの悪いところもあったが、向こうと合わせて下さいと言ってくださって、スクラムの対応できたかなと思います。


――ずっと僅差の展開でした。何を意識していた？


ペナルティーをしないところは、何回もしてしまったが、規律のところはずっと言っていたが、僕からはそんなに言うこともなく、周りの選手が声掛け合って、いい雰囲気で試合ができたかなと思います。