関東大学ラグビーは対抗戦・リーグ戦とも全チームが3巡目までを終了。対抗戦は早大と帝京大が、リーグ戦は東洋大と東海大、流経大の3校が全勝を守っている。
RUGBYJAPAN365では、各校3戦終了時点での個人ランキングを集計した。
対抗戦 トライランキング(丸数字は学年)
1 矢崎由高 早大③FB 8T
2 阿部煌生 明大②WTB 5T
3 大町佳生 帝京大④CTB 4T
3 青栁潤之介 帝京大③WTB 4T
3 本橋尭也 帝京大③SO 4T
3 吉田琉生 帝京大①FB 4T
3 物部耀大朗 明大③LO 4T
3 小舘太進 慶大④CTB 4T
9 下川悠輝 帝京大①WTB 3T
9 小野澤謙真 慶大②WTB 3T
9 藤森貴大 慶大③HO 3T
対抗戦のトライ王争いトップを走るのは日本代表にも選ばれた早大FB矢崎由高だ。開幕戦の日体大戦では後半18分からの途中出場ながら20分強のプレーで2トライ。続く立大戦は先発で58分までプレーして4トライの固め打ち。さらに2戦2勝同士の対決となった筑波大戦でも2トライ。3節を終えての8トライは昨季と同じペース。4トライをあげた立大戦では「しっかりスペースにボールを運べた結果です」と自己評価も上々だった。

今週のオーストラリア戦にも出場する矢崎由高
2位で追うのは5トライの明大WTB阿部煌生。開幕の筑波大戦は不発だったが続く青学大戦で2トライ、日体大戦では3トライのハットトリック。高校時代はSOとCTB、大学では昨季まで主にFBでプレーしていたが、今季はWTBでブレイク中。

阿部煌生(明大)
海老沢琥珀、白井瑛人、古賀龍人とU20、高校代表組がひしめく激戦区だが「空いているスペースを探して左右に走り回って自分からオプションコールを出して、どこにスペースがあるかをSOに言い続けています。筑波大戦では声を出さずSOに任せてしまっていたので」と、不覚の黒星で得た学びを成長につなげている。

