「6月の最終戦でゼロに抑えられたことは最大の成果」PR稲垣啓太「セットピースはこの1ヶ月で大きく安定した」 | Rugby Japan 365

「6月の最終戦でゼロに抑えられたことは最大の成果」PR稲垣啓太「セットピースはこの1ヶ月で大きく安定した」

2018/06/24

文●斉藤健仁


目標の3連勝とはいかなったが、テストマッチ3連戦の最終戦でジョージア代表相手に無失点で勝利したジェイミージャパンことラグビー日本代表。その1列を務めるPR稲垣啓太は、このキャンペーンを含む1ヶ月でのチームの成長を確かなものして感じることができたと試合後話をした。

「以前より遥かに自分たちのスクラムが真価できたことに気づけた」

この試合のファーストスクラム。

この試合のファーストスクラム。

相手ボール(のスクラム)でプレッシャーかけられる場面が何度もありました。以前より遥かに自分たちのスクラムが進化できたことを気づくことができた。いかんせん、ペナルティー2個取られてしまった。押されたペナルティーより、レフリータイミングが合わなかった。コールが聞こえない状態で組みはじめた。そこはいいとして、あとはスクラムを落とした後でも彼らが押そうとしてくる。そこのイメージで(レフリーにペナルティー)吹かれた。そこは(駆け引きの部分で)反省したい。

――後半9分のトライの前のスクラム、思ったとおり?


あまりプレッシャーを感じなかったので、逆にプレッシャーかけられるんじゃないかと前半終わった後、話をしていて、後半入った後、陣地によってですが、やってみようと話していた。(狙ってやった?)はい。


――9分のトライの前のスクラム、少し押された?


そこがレフリーの声が聞こえなかった(スクラム)。頭が入っていない状態でスクラムはじまっていた。肩でやっていた。そこだけ、あとでビデオで見たい。(次はプレッシャーかけていこうと?)はい。


相手の1番が3番の具に対して食い込むように押してきていた

相手の1番が3番の具に対して食い込むように押してきていた

 

――ディフェンスについて


雨の日はこういった展開になる。ディフェンス頑張ったチームに見返りがある。ディフェンスで前に上がって、そこまでスキルある相手ではないので、プレッシャー与えて、スキル高くないので、焦られてプレーの精度落としていくといった意味では上手く行った試合。


崩れかけた時に原点に戻る、試合中に修正ができる。強いチームの証だ。

崩れかけた時に原点に戻る、試合中に修正ができる。強いチームの証だ。

――進化したスクラム、セットプレーについて。


プレッシャーをかけられたよりも、少し崩れた状態からも立て直すだけの力はついたと思います。前は一度崩れたら押されっぱなしで終わっていた。みんなが意図的にどういう形にもっていくか理解している。多少崩れてももとの一番強い位置に戻れるのが進化した形。すごい良いイメージ、手応えがありました。

――午前中、選手たちでMTGをした?


やることはわかりきっているので、FWのファイト、FWに声かけているのが多かった。リザーブにFW6人いれていることからも明らかでしたが、相手がFWでじわじわやりたいのは明らかだった。そこのFWの勝負で負けないことを確認しました。わかりきっているが、そういうアティチュードの部分でイタリア(との第2戦では)上回れてしまったので、それと同じ失敗しないように話した。いいイメージで試合に入れた。やっぱり、よくないときは先にスコアされる。今回先にスコアできたことが目安だと思います。


――6月のテストマッチシリーズを振り返って


セットピース、大幅に安定した、この1ヶ月で。高いキープ率を保っていますし、相手ボールにプレッシャーをかけられているセットプレーもあった。大幅に向上したと思います。あと6月の最終戦で0点で抑えられたことは非常に大きい成果。


――ラインアウトについて


オプションが特に増えたというわけではないが、意図的にどういうところにスペースを作るか、試合中に相手が後ろ、真ん中に張ってきたときに、僕らはそれでも後ろでとりたい。前で取るのは簡単だが、そうするとBKの攻撃が遅くなる。そういうとき、どうやって後、真ん中で取るかという考えを全員で理解できるようになったのが大きかった。サインは変わっていないが、動く頻度が増えました。あとはスピード、ディテールの部分が上がってきた。


斉藤健仁
スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当するなどトップリーグ、日本代表を中心に取材。

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