イタリアの2戦、そしてジョージアと3戦連続で先発出場を果たしたPR具智元。スーパーラグビーの経験、そしてヨーロッパの国とのテストマッチ3戦は、非凡な才能がさらにインターナショナルレベルへ開花する。
「2019年、このままレベルアップしていけば、チャンスはある」
――イタリアと比べて、ジョージアのスクラムはクセがあった?
ジョージアボールであっても、プレッシャーをかけてこようとしていました。思っていたよりはプレッシャーを感じませんでした。ヨーロッパのチームとスクラムを組むのと、スーパーラグビーのチームとスクラムを組むのとは少し違います。
――今回の3試合で、スーパーラグビーとは違うものを感じた?
そうですね。この3試合では、あまりギャップ(間隔)を空けなくても、流されることが多かったです。スーパーラグビーでは、かならずギャップを空けるように言われます。そういう駆け引きの部分も勉強なりました。
――ジャパンは間隔を空けた方はいい?それとも間隔はない方がいい?
ない方がいいですね。(相手にヒットされるよりは)間隔がない方がいい形で入れます。
――自信になった?
はい。自信になりました。
――前半、堀江さんと話をする場面がありました。
ジョージアのスクラム、横から1番が来ていました。堀江さんと話をしていて、そこは気にせず、1番としっかり組めばいいと言ってもらいました。