7月17日、ラグビー日本代表はアメリカ・サンノゼのアバイア・スタジアムで18日に行われるカナダ代表戦に向けて前日練習を行った。メディアに公開されたのは15分ほどだったが、選手たちは3つに別れて、アタック・シェイプのセッション、接点のセッション、ランニング系のセッション等で汗を流した。
練習後、エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)、明日の試合でゲームキャプテンを務めるFB五郎丸歩副将(ヤマハ発動機)、日本代表での試合は昨年の6月以来となったHO堀江翔太(パナソニック)の3人が囲み取材に応じた。
「ボールインタイムを増やす、通常のスタイルでプレーする」−−エディー・ジョーンズHC
「PNCにハードワーク重ねてきました。ただPNCよりもW杯を重視しています。初戦なので若干、動きが鈍いかもしれないし、日本代表には7~8名参加していない選手もいます。ただ日本代表がやることは一つだけ。ボールを動かすラグビーをします。
(BKは若いメンバーですが)今週のベストの15、ベスト23だから使っています。カナダ代表には敬意を示しますが、自分たちのスコッドのことしか考えていません。PNCの4チームは、どのチームもベストのメンバーの40~60%くらいです。PNCの結果でW杯はどうなるか、という深読みはできません。2007年のW杯で優勝した南アフリカ代表も、直前のトライネーションズでは1勝しかできず、3連敗しました。トライネーションズの結果はW杯には関係ありませんでした。