30日、練習公開をしたU23ラグビー日本代表は、練習終了後取材に応じた。清水健神主将(早稲田大学)、上ノ坊駿介(天理大学)は「日本代表がオーストラリアに1回も勝っていないという歴史を聞いて、今回その歴史を変えるチャンスがあるので、非常に楽しみです」と抱負付を話した。
U23日本代表 清水健伸主将(早稲田大学)
キャプテンになると思ってなかったので、正直、務まるかなという不安がありますけど、楽しみながら自分の成長にしっかりつなげられたと思います。
――高校時代キャプテンでしたよね。それ以来?
そうですね。
――キャプテンに指名された理由をジョーンズHCから説明されましたか?
明確には言われてないですけど、プレーで見せてほしいというふうに言われたので、チームで言われている「ゴールドエフォート」の部分で見せられていたのかなっていう風に思います。(練習から)意識しています。

清水健神主将
―― U20、ここでU23に選ばれて、活躍すれば次はフル代表です
まあ、そうですね。フル代表を意識せざるを得ないですけど、まずはU23にフォーカスを当てて、頑張っていきたいなと思っています。
――昨季の早稲田大の活躍が評価されたという実感はありますか?
早稲田大の時はそんなに……やっぱり(佐藤)健次さん(ワイルドナイツ)とかいたので出られてなくて、そこが評価されているのかどうかわからないですけど、多少なりとも見てくれていたのかなと思います。
――大学でのプレーの時から、ゴールドエフォートは意識しているところですか?
そうですね。どちらかというと、ワークレートが自分のウリなので、ゴールドエフォートみたいなところは常に小さい時から意識してやっている感じです。
――早稲田大ではFLもやっていましたがHOがメイン?
はい、そうです。高校(國學院久我山)の時は、基本的にフロントローを全部やっていて、本職はHOですが、どこでもできるようにしてやっていました。
――オーストラリア遠征の目標は?
全勝したいですね。 自分たちのやるべきことをやって、本当に今までやってきたことを全部、出し切って、遂行力を高めていけばできるのかなというふうには思っています。
――JTSではどこと練習試合をしたの?
パナソニックとリコーです。
――試合を通して、チームになってきたという感じは?
そうですね。感じますね。結構、今までやってきたところが出ていたり、出ていないところもあるんですけど、どちらかというと出る場面が多くなってきたので、次の課題にどんどん向かっていけているかなって思います。
――髪型と髭は自分なりのポリシー?
あんまり気にしてないですけど、伸ばしていて、結構、剃るタイミングを見失ってという感じです。髪は天然パーマです。
――U23でプレーし、もし日本代表に上がっていけば、また佐藤健次選手とポジ
ションを争う可能性もありますね
目標というより、通過点というか……。目標というのは一番になることなので、そんなに気にせず自分のやるべきことやっている感じです

――エディーさんは、選手時代はHOだったから、結構HOに対する要求は厳しいと思いますが……
いや、そんなに感じません。自分で考えてやれば、それなりにわかってくれます。練習もハードですけど、そんなにめちゃくちゃハードっていうよりかは、ハードだな、みたいな。(早朝トレーニングは)思ったよりいけます。メンタル的に、重く考えるときついので、楽しくやろうって感じでいけばわりかし楽になります。
――早稲田大の方も気になる?
まあ、そうですね、早稲田大もいろいろやっているので、ちょっと……。でも(早稲田大の)PR杉本といっしょに選ばれたのがすごく嬉しいですし、頑張ろうっていう感じになりました。
――オーストラリアの同年代と対戦することで意識していることはある
同年代だからというのは、あんまり考えてない。とりあえず勝つ。しっかり、倒す勢いでいきたいと思います。
U23日本代表 SO上ノ坊駿介(天理大)

上ノ坊駿介副将
―― 副将に選ばれてどうですか?
(JTSに選ばれてから)緊張感もあり、自分の余裕もなかったですが、副将という立場をいただき、もっとチームのことを考えて、自分のことだけじゃなくてチームにもっと目を配ってやっていかなければいけないなと思います。
――高校代表はなかった?
そうですね、コロナで(代表活動が)なかった。3年生ではなかったんですけど、エキシビションマッチには選ばれた。
――今回は初めてのユースの代表というのは、ちょっと選ばれて嬉しかった?
U20の時はケガしていて、初めて選んでいただいて、海外遠征でワクワクしているので楽しみがあります。
――10番は去年の途中からやっているけど、どうですか?慣れてきた感じ?
10番のラグビーの面白さっていうのも10番の難しさっていうのもわかってきましたし、どこのポジションもできるっていうのは自分の強みなので、どのポジションも頑張りたいなと思います。
――エディーさんに何か言われてるんですか?
常に細かいところなんですけど、パスの精度だったりとか、フォワードのオーガナイズの部分だったりとか、そういうコミットの部分を毎回、言われるんで、そこは意識しているところがあります。
――さっきも何か言われてたよね?
パスのところで、今日は精度が良かったって言われたんですけど、昨日ちょっと精度が低くて、その時にパスのフォロースルーがなかったりとか、手が下がったりっていうのを、その細かいところを指摘したりしてくださった。
――やっぱりエディーさんの10番だと(走ったとき)流れたら怒られる?
そうです。まずはまっすぐ、です! その辺は常に意識してプレーしています。

――エディーさんに歴史を変えろ!ってことをよく言われるのですか?
そうですね。この前ミーティングでもあったんですけど、日本代表がオーストラリアに1回も勝てないという歴史を聞いて、今回、(歴史をかえる)そのチャンスがあるので、非常に楽しみです。
――ここで活躍すれば次はフル代表に上がることができますが・・・。
エディーさんも常に練習に来られて見ていただいているので、そのチャンスというのはあると思うし、自分次第で変わると思うので、もっとアピールして、エディーさんの目に止まるような、もっといいプレーしていきたいと思います。
――清水主将のリーダーシップってどうですか?
今回ここに来て初めて清水と関わったんですけど、フレンドリーで面白いですし、1個下なんですけど、とても話しやすい後輩なので、コミュニケーションの部分は問題ないかなと思います。
―― チーム全体の雰囲気ですが、すごくエネルギーを感じます
昨日、エネルギーの部分が足りなくて、エディーさんに指導されたんですけど、その部分で今日はちゃんとエネルギーを上げていこうということで、清水と話して、今日の練習はそういった部分をこだわってやっていました。
――あらためて遠征の目標を
歴史的に1回もまだオーストラリアに勝ってないのでオーストラリアに1勝して歴史を塗り替えるという部分と、オーストラリアだけじゃなくてバーバリアンズも非常に強いチームで試合もあるので、しっかり3戦3勝したいです。
――もう1回、27年にオーストラリアに行きたいという思いはありますか?
もう一度、(今回の遠征の後に日本代表としてオーストラリアに)行けるように頑張ります!