カレンダーを見ると、この週末は太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2020の最終第4戦、鈴鹿大会が開かれているはずだった。東京、静岡、秋田、鈴鹿の4戦を戦って、それぞれのチームはどんな成長を果たしていただろうか……と想像すると切なくなるが、ちょっと待て、新年度の各チームの陣容も、把握できていないことに改めて気付いた。
とはいえ、まだなかなか直接取材は難しい時期だ。そこで、各チームのHPを訪ねたり、問い合わせるなりして、各チームの戦力情報を調査してみた。まだまだ不完全だが、把握できた情報をお届けしよう。第1弾は、昨年の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズのトップ3チームから。
ながとブルーエンジェルス(昨年総合1位)
昨年、創部からわずか3年で太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ年間総合優勝を飾ったながとブルーエンジェルスは、昨季に続きキャプテンがSOヘイゼル・トゥビック(29)、バイスキャプテンがSH小野ゆき(27)。小野はRWC2015日本代表小野晃征(サントリーから今春宗像サニックスに再移籍)の妹でクライストチャーチ生まれ。サクラフィフティーンの候補選手に名を連ねている。
今季の新戦力は、NZからHOクリスタル・メイズ(26)、SHカタリーナ・ワハタ(30)、WTBモンテッサ・タイラケナ(19)の3選手。オランダからもSHプルーニ・キビット(23)という海外勢に加え、北海道バーバリアンズディアナからWTB磯貝美加紗(24=追手門学院大OG)が移籍加入した(ただし、外国人選手はコロナの関係ですでに帰国している選手もいる。返す返すも大会全試合中止が残念だ…)。