4日、アルゼンチン代表は秩父宮ラグビー場でトレーニングセッションを行い、キャプテンズラン後、SOベンハミンマリア・ウルダピジェタ、FBエミリアノ・ボフェリ、マルティン・ガイタンアシスタントコーチが記者会見に登壇した。初戦のフランス戦を落とし、決勝トーナメント進出には負けることができないアルゼンチン。次なる相手は強敵イングランド。負ければグループリーグ敗退が確実となってしまう重要な大一番を前に、司令塔SOニコラス・サンチェスがメンバー外ということでアルゼンチン国内メディアから早速質問が飛んだ。
アルゼンチン代表・イングランド戦試合登録メンバー
1. ナウエル・テタスチャパロ
2. フリアン・モントジャ
3. フアン・フィガロ
4. グイド・ペッティパガディサバル
5. トマス・ラバニーニ
6. パブロ・マテラ(キャプテン)
7. マルコス・クレメル
8. ハビエル・オルテガデシオ
9. トマス・クベリ
10. ベンハミンマリア・ウルダピジェタ
11. サンティアゴ・カレーラス
12. ヘロニモ・デラフエンテ
13. マティアス・オルランド
14. マティアス・モロニ
15. エミリアノ・ボフェリ
16. アグスティン・クレビ
17. マイコ・ビバス
18. サンティアゴ・メドラノ
19. マティアス・アレマノ
20. トマス・レサナ
21. フェリペ・エスクラ
22. ルーカス・メンサ
23. バウティスタ・デルグイ
――チームはどんな状況でしょうか。難しい状況なのではないでしょうか。ニコ(ニコラス・サンチェス)がメンバー外れたこと国内でも話題になっています。何か問題は発生しているのでしょうか。
ガイタン 何も難しく状況はないですよ。私たちにはこれから試合をするチャンスがあります。そして試合でやることは変わりません。選手たちは次の試合に集中しています。外側で起こっていることや噂はあまり気にしていません。ニコがメンバーから外れたことですが、チームに大きな影響を与えていることもありません。メンバーセレクションについては、試合の中でチームにとって誰が必要なのかということで行っています。全く問題はありません。
――これまでの2試合に比べイングランドとはどんな戦略で戦うのか
ガイタン チームはワールドカップの2試合で2つの違う顔を見せたと思います。まずはボールを支配する時間を増やしていきたい。相手の出方にもよりますが、イングランは完璧なチームですのでできるだけボールをキープしていきたい。これまで自分たちは自分たちの目標を達成していきた。今週は自分たちにフォーカスして練習してきました。
――この試合を勝利すれは決勝トーナメントがみえてきますが、負ければグループリーグ敗退がほぼ確実になります。最後まで戦い続けますか。
ガイタン 非常におっしゃっていることはわかります。この試合で勝てば決勝に進めるか、負けたらそれがないという状況であることはチームも理解しています。ただ、勝ち負け関係なく自分たちを信じて進んできたことは勝っても負けても間違っていないと思っています。どんな結果になったとしても、これからもベストを尽くしてやっていく。チームにとっては非常に難しい大きな試合です。プレーヤーはみんな勝ちたいと思っています。プレーすること、そのものが美しいことです。