25日、スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズはハイランダーズとの試合にむけた前日練習を秩父宮ラグビー場で行った。古巣との戦いにSH田中史朗はやることは一緒。あまり意識せず戦いたい」と取材に応じた。
――古巣のハイランダーズと対戦します。
思い入れがあるので、少し違いますが、やることは一緒なのであまり意識せずに戦いたい。自分のやることを遂行するだけ。アーロン・スミスが相手だとかみんなメールくれますが、そういうことは関係なく自分の仕事を1人1人が遂行すれば勝てると思うので、しっかり遂行したい。(SHとして)ゲームのコントロール、パスの精度を意識したい。
――かつてライバルだった相手SHアーロン・スミスに対して。
スピードのある選手なので、彼を自由に動かすとスペースをいっぱいつくられる。彼がどこにいるかを常に声をかけて、FWに彼をつぶすように声をかけたい。
――後半にペースダウンする試合が続いていますが。
80分継続できれば、体の疲れとかが絶対に出てくると思うので、ほかのハーフと違って僕はそんなにテンポは速くないので、80分コントロールできればいい。交替しても茂野というスピードある選手がいるので、そこはテンポアップして得点してほしい。
――2年前に戦い、大敗した
優勝して2年くらいしか経ってなかったので、いい選手がたくさんいた。今はFWは相当強くてセットピースでプレッシャーを受けるかもしれないが、スペースは空いているし、そこをサンウルブズのBKで攻められればいい。サンウルブズは毎年メンバーが変わっているが、確実にレベルアップしている。勝ってレベルアップしたのをみなさんに見ていただきたい。
――練習で声を出している場面が多かったが
(自分だけでなく)声を出している人は出している。日本人と外国人の言葉の壁はある。僕もそんなに英語は話せる方ではないので、しっかり出せる部分は出して、チームにも出してもらいたい。(ウルフパックと違い)戦い方も少し違っていて、こっちは日本語を話せる外国人も少ない。その部分で難しい部分はあります。