今シーズンからスーパーラグビーに挑戦している日本チーム「サンウルブズ」が12日、第2戦チーターズ戦と対戦する。初勝利を目指す「サンウルブズ」を牽引するマーク・ハメットヘッドコーチが練習後に取材に応じた。(3月4日)
「ほとんどの選手を知らなかったから何を期待していいのか正直わからなかった」
――まずチーターズ戦に向けどのあたりをやってきたのか?
ハメット コンタクトエリアです。(サンウルブズは)サイズが小さいので、それはこれからも継続的にやっていかなければならないところですから、それは常に意識しています。
――ライオンズ戦ではスクラムで苦戦しました。
ハメット セットピースには先週からかなり時間を割きました。
――ハメットHCが指導していましたがスクラムコーチはいないのですか?
ハメット 専門的な役割なので、なかなか適任のスクラムコーチが見つかっていないので自分が見ています。堀江とプロップたちと密に話し合いをしながらやっていますね。
――練習は選手のアイデアをかなり取り入れているのでしょうか。
ハメット いつもそうです。(堀江)翔太、均ちゃん(大野均)、(トゥシ)ピシといった多くの経験や知識を持った選手がいますからね。
――なかなか選手の意見を取り入れるのは難しいように思えるが
ハメット そんなことはないですよ。私たちにはストラテジーミーティングがあります。そこで、自分たちがどう戦うか、強みは何かを話し合います。それから、1週間でどこにフォーカスを当てなければいけないかについても話し合います。一例を挙げると、今週はアンストラクチャーの状況でどういうプレーをするかを話しました。
それから、リーダーシップグループもあります。