10月11日、12日は全国各地で、アジア大会が行われたため2週間のインターバル後に再開されるラグビートップリーグ・1stステージ第6節が開催されます。
東芝、パナソニック、ヤマハの3強の上位クループ進出は固いか・・・NTTコム、クボタは最終節までもつれるのか
まずはプールAからみていきましょう。1stステージは残り2試合を残して、豊田自動織機(勝ち点・5)と宗像サニックス(勝ち点・5)が残念ながら2ndステージはBグループ(下位グループ)入りが決定しました。残り6チームで2ndステージ・Aグループ(上位グループ)進出を争っています。
首位の東芝(勝ち点・20)は、第3節でクボタに敗れたもののその後NEC、豊田自動織機に連勝して第6節は、宗像サニックスと対戦をします。4トライ以上の勝利をして勝ち点5を獲得すれば、ほぼ間違いなく上位グループの進出が決まるでしょう。東芝は前節、ついにトップリーグデビューを果たした南アフリカ代表のSOフランソワ・ステインのプレーぶりも気になるところです。
その他の5チーム、パナソニック(勝ち点・19)、ヤマハ(勝ち点・19)、NTTコム(勝ち点16)、クボタ(勝ち点・11)NEC(勝ち点・9)に関して見てみると、クボタが残り2試合がすでに下位グループが決まっている豊田自動織機と宗像サニックスと対戦を残しているので、実力伯仲のトップリーグで断言はできませんが、2試合で勝ち点10がプラスされ21まで伸ばす可能性があります。
現在4位のNTTコムは、残り試合がヤマハ(6節)、パナソニック(7節)との上位チームとの対戦が残っています。NTTコムとしては上位グループ進出を決めるには、12日に富山で行われるヤマハとの試合はなんとしても勝利したいところでしょう。逆にヤマハとしては、最終節に東芝との対戦を残しているだけに、NTTコムに勝利し勝ち点5を獲得して上位グループ進出入りをほぼ決めたいところでしょう。熱戦が予想されます。
パナソニックも、今節は今シーズンはまだ調子の上がらないNECとの対戦ということで確実に勝利して上位グループ進出入りを決めておきたいところでしょう。一方のNECは、残り2試合がパナソニック、豊田自動織機ということで最大勝ち点を19まで伸ばせる可能性があるだけに、ホームの柏の葉で対戦するパナソニック戦が山場となります。