ラグビー発祥の地を巡る・エリス少年がボールを持って走った伝説のグラウンド | ラグビージャパン365

ラグビー発祥の地を巡る・エリス少年がボールを持って走った伝説のグラウンド

2013/11/21

文●斉藤健仁


11月12日、「JAPAN XV」とグロスター(Gloucester)の強化試合が19時30分キックオフだったこともあり、午前中にグロスターを出て、以前から一度は行ってみたかった「ラグビー発祥の地」に向かうことにしました。そうです。あのウェッブ・エリス少年が、1823年にボールを持って走ったとされるラグビー校。1567年に商人によって建てられたパブリックスクールです(現存しています!)。

グロスターから「ラグビー駅」へ

ラグビー駅は、イギリス中部、ウォリックシャーにある小さな駅です。グロスターからはバーミンガム・ニューストリート(Birmingham New Street)乗り換えで約2時間(バーミンガム自体からは1時間弱)でした。ロンドン・ユーストン(London Euston駅からも1時間~1時間半ほどで着きます。

街から歩いて10分のところにあるエリス通り。残念ながらここには何もありませんでした・・・

街から歩いて10分のところにあるエリス通り。残念ながらここには何もありませんでした・・・


まず、ラグビー駅に降り立つと、すべて「Rugby」の文字が! 地名だから当然なんですが、なんだか嬉しくなります。ただ駅の周りには、ほとんど建物がありません(駅から街の中心部までは直線距離で南に約1kmほどです)。知っていたとはいえ、少々不安に……。初めての地ということもあり、1台だけ待っていたタクシーに乗っていました。インド系の運転手さんは「ラグビー」では通じず、「ルグビ・スクール」と言ったらわかってもらいました! ただ、「ラグビー発祥の地です!」と言っても?な表情だったので、あまりラグビーには興味がなかったようです。

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