課題は連動性−エディジャパン国内初戦前日練習レポート | ラグビージャパン365

課題は連動性−エディジャパン国内初戦前日練習レポート

2012/05/04

文●斉藤健仁


4月、エディ・ジョーンズがHC(ヘッドコーチ)に就任したラグビー日本代表は、国内初戦となる「HSBCアジア五カ国対抗2012?UAE戦」を5日(土)に迎える。18時より、レベルファイブスタジアム(福岡)でキックオフされる。4日(金)、10:50から1時間強にわたって、同スタジアムで行われた前日練習の模様をレポートする。

攻撃の形の確認に終始した前日練習

BKとFW3列は10からのシェイプを確認

BKとFW3列は10からのシェイプを確認

前日練習は、「攻撃ラグビー」を標榜するエディらしく、そのほとんどがアタック・シェイプ(攻めの形)の確認に時間の多くを費やしていた。FW前5人とSHは9番からの形、BKとバックローは10番からの攻めの形を確認。

そして明日の試合では「全体のリンケージ(連動性)を上げていきたい」(廣瀬俊朗主将)が言うとおり、最後は合わせを行い、FWとBK一体となった攻撃を試みた。その他にもFWはラインアウト、BKは一次攻撃サインプレー、組織的なDF、キックオフなど一通りの確認も行い、短時間ながらも集中力に満ちた練習終了となった。

 

WTB藤田が歴代最年少キャップ更新へ

メンバーは試合の3日前となる2日(水)に発表。スタメンでは、過去3年間、東福岡で花園を沸かせ続けたWTB藤田慶和(早稲田大1年)が名を連ねた。藤田選手がこのまま出場すれば、2005年にWTBクリスチャン・ロアマヌ選手が記録した18歳11ヶ月を更新し、18歳7ヶ月の最年少キャップホルダーとなる。また「和製ジョージスミスになる可能性がある」(LO大野均)というFL橋本大輝(神戸製鋼)も出場すれば初キャップ。福岡の九州国際大学附属高卒業と地元出身選手だ。

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