「どう逆転するかより、やってきたことを最後まで出し切ろうと話した」ワイルドナイツ劇的逆転の裏側―堀江翔太 | ラグビージャパン365

「どう逆転するかより、やってきたことを最後まで出し切ろうと話した」ワイルドナイツ劇的逆転の裏側―堀江翔太

2022/01/30

文●編集部


アーロン・クルーデンを中心としたスティーラーズの攻撃にワイルドナイツは劣勢だった。後半26分を終え、37-22。2トライ2ゴールでも追いつかない点差。アウェイという環境、さらにここまで試合展開を考えると厳しい状況であると誰もが思っていた。しかし、コロインベテの連続トライで3点差に迫ると、残り2分弱で敵陣でのペナルティ。司令塔SO松田力也は、堀江翔太に「タッチで」とスコア狙う選択をした。直後のラインアウトからモールを組み、押し込み堀江翔太がトライ。41-37でワイルドナイツが劇的な逆転勝利を収めた。試合後にロビー・ディーンズHC、坂手淳史キャプテン、堀江翔太、松田力也、4選手のコメントをお届けする。

埼玉ワイルドナイツ ロビー・ディーンズ監督

今日、このような結果を得られて嬉しく思います。我々にとって大切なレッスンになった。今日は価値のある試合になったと思います。神戸も大変いいチームで、この試合に臨んだ戦術に苦労して前半、厳しい展開になりました。後半、落ち着いたプレーを見せて逆転することができました。今日の試合を見ることでリーグワン、日本のラグビーの発展を世界に示せたと思います。



――今日の試合では坂手を先発、堀江を控えにしました。


チームとして日本でベストなHOが2枚いることが非常にありがたく思います。今日、ローテーションしたのは堀江選手が万全ではなかったことと坂手選手が万全に近かったことがあります。またショートウィークだったのでリカバリーの点でもコンディションの点でもこういった起用をしました。

(堀江について)ゲームに与えるインパクトは彼の存在やフィジカルだけでなく経験値でチームを進むべき方向にもたらしてくれる。今日の試合を見た結果がすべてです。

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