ワイルドナイツSO山沢拓也「嬉しかったより、終わってホッとした」大一番での大役を見事に果たし初代王者へ | ラグビージャパン365

ワイルドナイツSO山沢拓也「嬉しかったより、終わってホッとした」大一番での大役を見事に果たし初代王者へ

2022/05/30

文●編集部


29日、リーグワン初代王者を決めるファイナル。後半残り数秒。6点差を追いかけるサンゴリアス。1トライ1ゴールで逆転ができる。WTB尾崎晟也が敵陣10mからボールをキャリー。そこに絡みついたのはSO山沢拓也だった。久保修平レフェリーが長いホイッスルを吹く。ノットリリースがボールのペナルティ。そして試合終了のホイッスル。ワイルドナイツが18-12でサンゴリアスを破り、初代王者というタイトルを獲得した。


――試合後、涙が見えました。


嬉しかったというより、終わったという感じ。ホッとした感じで(涙が出た)。


――10番つけての優勝でした


あまり考えないようにしていたが、無意識に考えて、プレッシャーみたいなものがあった。絶対的な10番がプレーできなくなって、替わりに出たので、自分としては自分らしいプレーができればいいなと思っていたが、どこかでプレッシャーを感じていたと思うので、最初から出て勝てたことが本当に良かったです。

ボールを持ったダミアンの左腕にタックルする山沢

ボールを持ったダミアンの左腕にタックルする山沢


――前半最後のトライセービングタックル


狙っていた訳ではないが、必死に追いかけた結果、トライセーブにつながった。正直トライされるかなと思ったが、届く範囲でボールが見えていたので、ボールに手を引っかけようと思って、ノックオンしたらラッキーだなと思って、本当にラッキーだった。



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