26日、大学選手権は準々決勝。正月超えをかけた大一番。明治大学は早稲田大学と対戦。63分、2点のリードを許した明治大学は敵陣22m付近のマイボールスクラム。明大FWはスクラムにこだわり、何度か組み直しがあったものの、焦ることなくたっぷり8分弱使って、スクラムにプレッシャーをかけ続けた。結果として、PR大賀宗志がゴール前ラックから2トライ。勝利を手繰り寄せた。
まず、今年、練習試合含めて4回目の早明戦でした、この3回は勝てていなくて、大学選手権で4回目、4回連続で1年間1度も早稲田に勝てずに終わるというのは、4年生にはそんなことさせられないという思いで試合に臨みました。勝利することができて本当に嬉しいです。
――スクラムの組み合いで時間がかかってしまった
なかなかゴール前のところで相手もスコアされるわけにはいかないということで、前3人同士でやりあいとなって、ちゃんとスクラム組めずに時間が経ってしまいましたが、自分たちとしてはあのエリアに入ったら、FWで取りきろうという話をしていました。取り切れる自信はあったので、時間かかっても大丈夫だと自分は思っていました。
――対抗戦での帝京戦や早稲田戦で、あと一歩というところで取り切れなかった場面がありましたが、スクラム時間かけても取り切れると感じるようになったのは?
対抗戦では、相手のエリアに入ってから自分たちのミスで終わってしまうということが多かったんですが、天理大戦でもそうですけど、相手の22mライン内に入ったら、FWの力勝負でちょっとずつ前に出て、必ずとりきるということでまとまったので、自分たちが想像していたとおりになったので、時間がかかりましたが最後までスコアに結びつけることができたので良かった。
――不安などは全くなかった?
いけるという感触があったので、(不安は)全くなかったです。
――スクラムで一番気にしていたこと
早稲田は前にでて、相手にヒットさせないスクラムを組んでくるのがわかっていたので、そこでスペースをしっかりとって自分たちから当たりにいこうとしていました。