12月25日、「第59回全国大学ラグビー選手権」準々決勝、慶應義塾大学(関東対抗戦4位)は京都産業大学(関西リーグ戦1位)と4強入りをかけて戦った。
序盤風上の慶應はエリア取りに成功し、先制トライは許したものの、LO栗田大次郎、アイザイア・マスプア、HO中山大暉と3連続トライで京産大を圧倒するも、京産大のキープレーヤーであるLOソロモネ・フナキにトライを許すと、36分にマスプアがシンビンで一時的退場となると、自陣ゴール前スクラムからフェイズを重ねられ、SH土永旭にトライを許し、19-21と逆転されて後半を迎える。
後半強風が吹く中で風下の慶應、なかなか自陣から脱出できずにいると、京産大に2トライを決められ19-31と厳しい展開。変わらず吹き続ける強風の中、メンタル的にもきつい状況の中、自陣ゴール前スクラムで一度はペナルティーを取られ再開したスクラムで今度はペナルティーを取り返し、もう一度息を吹き返す。