名門復活へ、山下大悟氏を新たに監督として迎え再起をはかる早稲田大学。今シーズンの対抗戦、最初のヤマ場となる筑波大学と対戦し、ブレイクダウンで圧倒、セットプレーが安定したことでSH齋藤直人、SO岸岡智樹、CTB中野将伍、FB梅津友喜という1年生が伸び伸びとプレーし、7トライを奪う強さを見せて46−12で快勝した。
前半からスクラム、さらにブレイクダウンで早稲田が押し込み筑波を圧倒
「ブレイクダウン、チームディフェンス、スクラムという自分たちの強みを出すことができた」(桑野詠真キャプテン・早稲田大学)というように、前半だけで3つのブレイクダウンターンオーバー、スクラムでも2つのPKを獲得し早稲田にとって理想的な展開となる。
先制トライは4分。ファーストスクラムで筑波にプレッシャーをかけPKを獲得しゴール前5mでのラインアウトからドライビングモール。そのまま押し切ることはできないがゴール前のブレイクダウンでもしっかりとボールをキープ、SO岸岡智樹がインゴールへグラバーキック。このボールをWTB桑山聖生がキャッチしトライ。